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2012/01/28

デミオは売れていないのか?

SankeiBizに、2011年マツダの国内販売が過去最低記録で、デミオスカイアクティブも計画未達だった、という記事がありました。

http://www.sankeibiz.jp/business/news/120127/bsa1201271236007-n1.htm

デミオスカイアクティブは燃費だけではなく全体として良いクルマに仕上がっていたという印象を受けたのですが(スカイアクティブじゃないデミオと比較試乗したわけではないので、非スカイアクティブの出来は不明です)、えー、売れてないの、、と。

確かにいざ買うとなった時にはちょっと高いかも?という印象はありました。車両価格が140万円で、デミオクラスとしては結構高めなポジションであると思います。ベースモデル13Cの115万円(これだってミライースのDグレードの様な商用車ではありません)からプラス25万円もの上乗せで、ホンダならハイブリッドが買える価格差でもあると言えます。

これでも雑誌などに出ている情報を見る限りではマツダとしてバーゲン価格だったらしいのです。絶対値としてフィットハイブリッドより安いですが、もしデミオスカイアクティブを実際に比べる相手がノーマルフィットであったり、アイドルストップはついているマーチだったりだったりすると厳しいかもしれません。

ハイブリッドに匹敵する燃費と言ってもハイブリッドではないし、ハイブリッドにはそのイメージ、あるいは先端技術を所有する喜びみたいなものに対価を支払っているという側面があるので、「スカイアクティブ」にそれが見いだせないとこの価格はキツイかと。

私は漂うチープ感が好きになれないのですが「第3のエコカー」という呼び方もあるようです。ハイブリッドではなく高燃費を掲げ、車両価格もお手頃、というクルマを総称していると思いますが、そういう意味では価格として微妙に「第3のエコカー」には入れないのかもしれません。

http://www.demio.mazda.co.jp/grade/13-skyactiv.html

自販連のデータを見てみます。残念ながら自販連のデータではグレード構成までは分かりませんが、全体像は見ることが出来ます。スカイアクティブ投入を含むビッグマイナーは2011年6月に行われました。( )内は前年同月比。

1~6月 25,694台(70.5%) 月平均4300台弱

7月  10,464台(133.5%)

8月   5,868台(65.6%)

9月   7,542台(123.6%)

10月  4,404台(228.8%)

11月  4,083台(175.7%)

12月  3,681台(154.8%)

こうして見ると、7月に爆発的な登録台数を記録していますが、それ以降は前年比ではかなり高い数字だとも思えるのですが、絶対値としては満足いかない数字なのかもしれない、と思えてきます。

それを裏付けるのが、1~12月合計は61,736台(93.6%)という数字です。ビッグマイナー以降での盛り返しが不十分だったのかな、という結果にも見えます。同時期のフィット112.1%、ヴィッツ105.3%、マーチ102.2%と比較されると厳しいかと。

ただ、2011年通年を順位で見るとフリードの下、ラクティスより上の7位となっており、そんなに悪いものではない、と見ることも出来ます。上記のような記事が出るのは、マツダ自身によるスカイアクティブ投入への期待値がもっと高かったという事かもしれません。

結論としては、「そんなに悪くはないが、期待値はもう少し上だった」、のではないかと思われます。

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