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2011/09/22

ダイハツ ミライース 試乗

JC08で30㎞/L、価格80万円切り!と関心度大だったダイハツ ミライースに試乗させてもらいました。ダイハツディーラーのWebで見たら3グレード全部ナンバー付けて試乗OKという気合の入り方です。(まあ、実際には展示用のポップとか沢山付けてあって、試乗の準備が若干面倒くさげな様子ではありました)

3台あったのは、基本的には最上級のG、中間のX、一般向け最もシンプル仕様のLでした。グレードを示すバッジなどは付いていないので、見分け方はアルミホイールとドアミラーウインカーが付いてればG、それらがなくて内装にちょっとクローム加飾があるのがX(こちらキーレスエントリー=リモコンドアロック)ここまではスモークドガラス付き、それらが無いのがL。

Lでもドアミラーはボディ同色だし、ホイールキャップも付いてて外観の差異はスモークドガラスがあるかないか。

てっきりこのLが噂の80万円切り車かと思ってしまったのですが、こちらは車両価格89.5万円でした。カタログに小さく受注生産ですと謳って掲載されているDというグレードがあり、色もホワイトのみといういかにも商用車然とした外観なのですが、こちらが79.5万円でした。

(なので、80万円というのは嘘ではないですが、一般人が乗用に乗る仕様ではなく、ちょっと嘘に近い話題取りではあると言えましょう)。

Lで込み込みトータル100万円くらいですかね、という話ではありました。値段の話が先行したので(それが大きなトピックだから仕方がない)、納期の話も先に書いてしまうと、発売前からの予約が結構入っていて、今注文して納車は1.5か月くらい先で、これから迎える連休明けには多分2ヶ月待ちになると思いますという事でした。

先行して画像は見ていましたが、実物のルックスはどうか。上手くシンプルに仕上げた感じではありましたが、可愛いか、、微妙、すっきりか、、これも微妙、端正、とは言い難い、とまあ面構成が平らな事もあって少し間延び感は否めない、という感じです。

Dscn2994 

製造工程を含めシンプルに無駄を押さえた感じ、どっかで似たような匂いを感じた記憶が、、、と思ったらニッサンマーチでした。デザイン的に似ている部分はありませんが、一体化して部品点数を減らしたような雰囲気にどことなく共通点を感じました。

178cmの自分が普通にドラポジを取っても、その後ろのリアシートはひざ前が余裕で余る広さでした。頭上もまあまあ。大人4人は嘘ではないようです。その分ラゲッジスペースはちょっと小さ目な感じでした。インパネシフトのおかげもあってか、運転席足元は広々してました。

Dscn2996 Dscn3001

とりあえず走ります。ディーラー店頭試乗なので、交差点左折4回、せいぜい出しても60㎞/hなのはいつもと同じです。

トランスミッションはCVTのみ。出足は普通、加速もNA軽ならこんなもんでしょ、というレベルで特に問題はないです。CVTの変速レスポンスがやや遅く、中間加速では少しラグが大きめだったかと思います。ただ、ほかの軽NA CVTに乗ったことはないので、相場的にどうかはなんとも。

エンジン回転を見ると多少は手がかりになるのですが、上級グレード含めタコメーターの設定は一切ないという事でした。タコメーターはいらないという割り切りです。

Dscn2998_2


上級グレードだと文字が白くなり、青地のきれいなエコドライブアシストディスプレイが付きますが、Lはこのアンバー調。上左右の黄色バーはエコ運転するとグリーンになるコーチ機能部分です。

交差点を普通に曲がる分には、まあちゃんと曲がってくれました。ステアリングへの手応えは軽いですが、ハンドリングは悪くない印象でした。音はそれなり。50㎞/hくらいでロードノイズが結構気になったのですが、それが気になるくらい他の音が抑えられているからかもしれません。

また、浅いアクセル開度で走ると40~50㎞/h辺りでCVTはハイギアに変速しトルコンをロックアップするようで、こもり音っぽい圧迫系の音圧を感じました。燃費優先セッティングが表れているところだと思います。

試乗前に営業さんがトリップコンピュータをリセットし、せいぜい2㎞くらいちょこっと走ってきただけでしたが、トリップ燃費が19.8km/Lと表示されました。ちょい乗りを繰り返してこの数字が本当に出るならかなり凄いです。本当に出れば。

Lのセンターコンソールはこんな感じです。

Dscn2999


あとは例によって細かい話。

Dscn2997


画面中央にリアシートを倒す時に外すフックが付いています。リアシートは一体なので、このフックを両手を使って左右同時に解放しないとリアシートが倒せません。左右分割式に慣れちゃってるからかもしれませんが、リアシート倒すのに両手を開いて左右のフックを同時に開かなくてはならないのはちょっと不便かな、と思いました。

Dscn3000


フューエルリッドオープナーがここについているのは便利で良さそうでした。(ちょっとレバー本体の剛性が頼りなさげではありましたが)。

Dscn3003


最後に気づいたのが、ここにダイハツCIロゴじゃなくて、イース独自マークを採用しているという事です。(この絵で分かる通り、グリルとバンパーが一体成型)

「これダイハツマークじゃないんですね」と言っても何も説明してくれませんでしたが、アクセサリーカタログに載っているミライース用ボディストライプによく似たひし形のマークがあしらわれているので、イースマークなのかもしれません。

Es

http://www.daihatsu.co.jp/lineup/mira_e-s/index.htm

なお、79.5万円(北海道除く)はこれ。実車はもちろん無かったですし、カタログなどでもこの角度の後ろ姿のみ。顔も違うのか不明です。

Es_2

追記:

少し時間が経ってみると、良くも悪くも道具に徹し色を消した”モノ”だったな、という感想が浮かび上がって来ました。クルマ、と呼びたくない感じです。値段と燃費以外は何もないし、あろうともしていない。白物家電的なクルマ選んでください、はいっ、みたいな。

更に追記:

思い返すと、今回伺ったディーラーさんは結構大きくてきれいな店舗だったと思います。そこに文句を言われる筋合いは全くないと思いますし、その立派な店構えこそが集客上重要なのかもしれません。

ただ、扱っている商品がこういう価格帯だったり主力は軽自動車だったりするので、ちょっとオーバークオリティかも?というか、似合わないかな?とかオーバーコストなんじゃ?というような気分がどうも浮かんで来てしまっています。

全く持って大きなお世話だと思いますが。

もう一つ追記:

ダイハツはミラシリーズとして従来型ミラと併売し、実際9月はその効果を発揮してミラがランキングを駆け上がったわけですが、9月は途中からイースが加わったわけで、本格的に併売が始まる10月以降、これがどうなってゆくのか興味深いところです。

ミラはX Special が86.0万円(2wd、CVT)、Xが96.0万円、X Limitedが103.0万円、カスタムもありますが割愛。というグレード構成になっていて、装備など比較していないので何とも言えないのですが、89.5万円~112.0万円のイースと価格帯は真向から重なっているように見えます。

ミラと比較してみたわけでは無いのですが、イースじゃない従来型ミラをあえて選ぶ理由が何になるのか、謎だなと。ハイト系じゃないコンベンショナル(と言っても台数からいうととっくに主流派ではない)、安くて燃費が良い軽が欲しい、と言うニーズにはイースが応えてしまうでしょう。

出来れば営業さんにも聞いてみたかった内容ですが、買わないのにそう何度も行けないですしね。

ミラコンセプト(ダイハツHPより):

Mira


イースコンセプト(同):

E_s

燃費(エコカー)を全面に出しほぼそれしか書いてないイース、「おしゃれ」、「喜び」を謳うミラ。そういう住み分けになるんですかね。

http://www.daihatsu.co.jp/lineup/index_lineup.htm

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