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2010/09/21

S-FJに触媒義務化

FJ1600に代わって始まったスーパーFJ(S-FJ)ですが、今日届いたJAF SPORTによると、2011年規定として、JAF認定触媒の装着が義務になるようです。へえー、と思った次第。レース界としても環境に配慮してますアピールは必要なのでありましょう。

しかし、パワーは落ちるでしょう。認定触媒の通気抵抗がどの程度かにもよりますが、ある程度抵抗がないと、即ち排気ガスが触媒に余り多く触れないという事になるので、排気ガス浄化作用は小さいという図式になるからです。つまり、パワー落ちが無いとしたらその触媒は嘘。

そして、現状でもドライサンプにしなかった為エンジンがでっかい事もあり背中でっかちなS-FJなのに、あそこに更に触媒を押し込むのか、、、と思うとため息が出ますね。私はコンストラクターでもチームでも車両所有者でもありませんが。

昔から疑問なのは、触媒ってのは(特に3元触媒は)理論空燃比の排気ガスを浄化する能力には優れていますが、全開のパワー域での空燃比(ガソリンが濃い)では、浄化能力はがっくり落ちるはずです。なので、レースカーに触媒って効果あるのだろうか?という点です。

世の中で走っている市販車は皆そうで、排気試験の試験モードには全開走行などありませんので、そこでの排気ガス浄化などは余り考慮されていないと考えるのが妥当です。

さて、S-FJに触媒を付けるという事ですが、昔からの疑問通り、その殆んどの走行を全開のパワー空燃比で走るクルマに触媒をつけて、一体排気ガスは本当にキレイになるのだろうか?という点に疑問を感じます。

排気ガス有害成分である、HC、CO、NOx、全部を浄化するには、理論空燃比でなくてはなりませんが、そんな領域ではレースカーは走りません。ではパワー空燃比で、何を浄化するのか?

個人的な考えでは、HCに対象を絞って有効に働く触媒にするのかなぁ、とは思います。今回義務となる触媒は、果たしてそんな特注な性質になっているのでしょうか。そんなスペシャルをつくる可能性は余り高くは無いのではないか?と。

まあポーズならポーズと割り切ってやるだけだとは思いますが。

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