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2010/09/24

J.P.オリベイラ

不肖わたくし、寡聞にして知りませんでした。J.P.オリベイラがナカジマ・カズキに押し出されてF1シートのチャンスを失っていたなんて、、、(Asahi の英文記事で、ライターはロブ・スモール氏)

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2006年、プロレーシングドライバー、J.P.オリベイラは子供の頃からの夢を掴むところだった。彼はウイリアムズでテストをするチャンスをもらい、このブラジル人にとって事態は順調に進んでいたのだ。

そのテストがどれほど上手く行っていたかというと、予定していたスケジュールが終わった後に、エキサイトしたウイリアムズのメカニック達が再び彼をサーキットに戻し、テストを延長させたくらいなのだ。

J.P.オリベイラは語る。

「20周走ったところで、ピットインの指示が出た。それが約束されていたラップ数だったんだ。だけど彼ら(ウイリアムズ)は言った。”良く聞け。我々はテストの進め方とおまえのフィードバックが好ましいと判断した。エンジンにはまだ走れるマイレッジがあるので、ニュータイヤで出て行って、より多くの自信を掴んで来い”」

「その日は、ニコ・ロズベルグも同時にテストしていた。僕らのタイムは非常に接近していたよ。僕には自信があった。マシンを降りた後のチームメンバー皆からポジティブな評価を貰ったからね。彼らはみなエキサイトしていた。僕は、やったぜ、上手くやれたぞ、と思ったよ。」

しかし、このスポーツにおけるビジネスサイドのインパクトが彼のヘルメットを殴りつけた。オリベイラは、F1シートがドライビングスキルだけで決まるものでは無いという事も良く分かっていた。彼は言う、

「グリッドにいるドライバーの半分は、何らかの形でシートを買っている。国を代表していたり、スポンサーやマネージメントなどだ」

ウイリアムズが、2006テストシーズンが終わった後、コスワースからトヨタエンジンにスイッチした事によって、彼の夢は、フェラーリが高速道路を駆け抜けるよりも速く消えうせた。

「トヨタエンジンを積む事で、チームはドライバーに一人日本人を乗せなくてはならなくなった。ブラジル人ではなくてね。そして彼らは、僕がチャンピオンを取った日本選手権で2位だった、ナカジマ・カズキを選択したんだ。」

「トヨタは、ウイリアムズに選択をさせた。ナカジマを乗せるか、エンジン代金として$15~20ミリオン(まあざっくり15億~20億円ですか。今のレートだともっと安いけど)を支払うか、のどちらかだ。そしてウイリアムズは明白な選択をしたんだ。これがF1というものだけど、ショックは大きかった」。

J.P.オリベイラは、日本以外に、南ア、ヨーロッパでもF3のタイトルを取った。今シーズン、フォーミュラ・ニッポンでチャンピオンシップをリードしている。

オリベイラは言う、

「F1へのラストステップであるGP2に参戦するには、$4~5ミリオン(今のレートで3.4~4.2億円)かかる。が、これは単なる”挑戦料”であり、この金は確実に使うのだけど、戻ってくる可能性は高くは無い」

いうまでもなく、オリベイラ家にそこまでの資金は無かった。2人の兄弟が揃ってレース活動をしていたのだ。

「僕はいくつかのスポンサーがついてくれ、助けてくれる人もいてラッキーだった。僕の兄弟も本当に良いドライバーだったけど、プロにはなれなかったからね」。

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この記事は日本語にはならない(出来ない?)でしょうねー。というか、日本語媒体だったらこんなコト話すわけがありません。なんせ、フォーミュラ・ニッポンでオリベイラは皮肉にもトヨタエンジン車に乗っているのだから。まあ、レース自体、殆んどTVや新聞のニュースにはなりませんが。

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http://www.asahi.com/english/TKY201009230209.html

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