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2008/11/17

自動車ガラパゴス

合併だ破綻だチャプター11だ7だ、年内もたない、政府支援、などなど騒がしい世界一の自動車消費大国アメリカに来ています。うおー、405FWにバイクが走っているなんて昔では考えられん、とかも見ながら、国際線や東海岸と西海岸を行き来する飛行機の中でつらつらと、こんな事を思いました。

電子機器、特にPCや携帯などでは、日本市場ガラパゴス、という類の言葉を良く目にします。そのココロは概ね、閉じた世界で独自の進化をし世界に出てゆけない、また外的に弱い(であろう)、というところにあります。その要因は、

  • 自国市場が大きく、自国市場向けだけでビジネスが成立するので世界に出てゆく事をあまり迫られない。
  • 自国市場のユーザーからの要求が高く、高度な製品レベルが必要である。性能が高く、同時にコストも高くなる。
  • しかし、その要求はやや特殊であり、それに特化しているので外へ応用が利かない、海外では売れない製品となる。
  • 技術は高いのに、、、

てなところでしょう。で、彼の地で考えた事というのは、今にも倒れそうなビッグ3(業界用語ではデトロイト3)に象徴されるこの国は、自動車産業という点においてガラパゴスなのではないか、という事です。

何ゆえこの世界一巨大な、オープン&グローバリズムを標榜する消費大国アメリカが自動車ガラパゴスなのか、というのは以下の点が共通しているのです。

①巨大な自国市場

  • 中国が迫ってきても、世界一の自動車消費大国の座はまだまだ揺るぎません。
  • 世界市場に目を向けていないという事は決して無いのですが、自国ビジネスの比重が大きい事は違いないでしょう。

②自国市場の要求が特殊

  • 広い国土に住み、広い道を作り、でかいクルマ・トラック・SUVを好み、やたらと大きな排気量、そしてV8を好む(最近の原油高騰で多少は変わっているようですが)アメリカのユーザー。
  • これらユーザーの嗜好にマッチした製品を提供してきて今日に至る、在来種たるビッグ3。
  • その商品は、自国以外では一部な特殊ニーズを除いて商品力を持ちません。独特の環境に適応して進化した在来種、と呼ぶに相応しい

①がゆえ、②でありながら世界一の自動車メーカーでいられたGeneraal Motorsに代表される在来種たるビッグ3は、環境変化と強い外来種(主に日本車)の侵食に負けて滅びようとしているのではないのでしょうか。

、、、雪のデトロイトにて

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