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2007/01/11

3万キロと300セット

2007年のF1テストは、全チーム合意の下でこう決まっているそうです。(そうは言っても隠れてテストするチームもあるんでしょうけどね)

  • 何かしらのイベント、あるいは撮影を除くあらゆる走行を含めて、テストの総走行距離をチーム毎に3万キロとする。(”シェイクダウン”直線50kmもカウントするって事ね)
  • 例外となる、イベントや撮影の際にはレースで使用する可能性が少しでもあるタイヤを装着してはならない。
  • テストに使えるタイヤは300セットまでとする。

「300セットは多いように見えるかもしれないが、昨年まではチームによっては1日に1台で15セットのタイヤをテストしていたのが、1日に4セットになるのだ。しかも、タイヤ自体のテストは不要であり、シャシーや空力に集中出来る」

というのがあるテストチームエンジニアの弁。

この新ルールによって、テストの年間スケジュールは必然的に概ね決まってしまっているという事です。更に興味深いルールがもうひとつ。

  • 開幕戦から最終戦の間には8回の”ワンカーテストデイ”が計画されている。

1台のみしか走行させる事が出来ないというのはチームにとって大きなプレッシャーとなるでしょう。経費削減なのか混雑回避なのか・・・いずれにせよテストドライバーの出番が減る事は間違いなさそうです。3rdならともかく、4thに至ってはねえ。

 

さて、テスト制限はコスト削減になるか?答えはNOです。既に4輪独立の6軸シミュレーターが稼動していますし、風洞を24時間体制にしたり、2機目の風洞を造ったり、スパコンの処理能力を上げたり、いくらでもお金をかけられます。

コスト削減を言うのであれば、雇用して良い人間の数、使用して良いスパコンの処理能力、風洞、その他いろいろについて査察を含めた管理をしないといけないでしょう。そんな事が現実的に出来るかどうかについては論議の必要すら無いと思います。

更に、レッドブルとホンダがやりそうと疑われている、実質4カー体制。決めた通りのテスト制限が守られるとしたら、これが通れば圧倒的な優位になりますね。

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