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2006/08/15

CVCとF1マネー

CVCキャピタル、エクレストン(SLEC)絡みの話はあまり日本で報道された記憶がありません。時々でる英語の記事は忙しさにかまけてスルーしていましたが、どこかでまとめてゆっくり解読しようかな、と思っていました。そんな時、たまたま出会ったので、ちょっと翻訳してみる事にしました。コピーガードが強力なpitpassより。

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ここ数週間、多くのメディアでF1の新オーナーであるCVCは、メーカー達が離脱したら、損害をつかまされる事になるかもしれないと推測してきた。我々が聞いたところによると、メーカー達がいなくなった場合、CVCは将来得られる利益で支払う予定である、F1購入にかかった巨額のローンを支払えなくなるという話であった。

しかし、クリスチャン・シルト氏、キャロライン・レイド氏が明かしたところによると、CVCはこと銀行関係については既に笑いがとまらない状況であるという。

F1の権利保有会社であるSLECは、昨年10億ドルで買収された。CVCは新たに設立された持ち株会社であるアルファ・プレマの過半の株を保有している。CVCがコントロールする投資会社は、買収に必要な資金の殆どを借金によって用意した。CVCが用意した額は6億ドルに上るが、それが既に回収済みらしい。

F1における大きな公然の”秘密”に、F1の運営会社であるFOA(Formula One Administration)の銀行口座には10億ドルの残高がある、というものがある。これはFOAの毎年の利益を過去7年間積み上げたものである。

FOAは、2004年に7億ドルの売り上げを計上し、そのうちの2.8億ドルが利益となった。しかし、その利益は株主に配当されず、銀行に預金された。2004年末時点で貯蓄は9億ドルを超えており、今なら10億ドルを軽く上回っていると見込まれる。

FOAがその利益の分配を避ける事が出来た理由は、14億ドルもの借金(バーニーボンドとして知られる)の為である。これは1999年にF1の将来の収入を確保する目的で設立された。FOAは毎年5月と11月にその返済を払い込み、2004年末で4億ドル程度の残高となっていた。今年の5月で返済は完了したはずである。

その借金返済が完了した為、FOAは株主に自由に利益を配分出来るようになった。従ってその大半は株を握るCVCに入る事となる。FOAの貯金が10億ドルある事により、CVCのF1を買った為の借金はカバーされる。

しかし、CVCにはそこで止まるつもりは無い。CVCは投資によって莫大な利益を上げるファンドであり投資家へのリターンを最大化しなくてはならない。例えば、CVCは、MotoGPの権利を保有するDorna社を売却する事によって、投資した資金を少なくとも8倍にしたのだ。

当面、F1から手っ取り早くリターンを得る方法として、その将来の利益を担保に新たなローンを組む事が考えられる。いずれにせよ、CVCのF1への投資については、損をする事がない事だけは確実である。そして、10億ドルの預金が、その投資判断をGOとした理由のひとつであろう。

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さて、じっくり訳してみましたが、難解でした。合ってる?

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