« ちょっと計算 | トップページ | SA06 »

2006/07/18

エンジンでもめてますね

以前、当ブログでも記事にしましたが、F1におけるエンジン規定(凍結案含む)でもめていますね。メーカーとしてF1にかかわるのは、エンジン部分がそんなに大きいのでしょうか。勝てないアジアのビッグメーカーズが大いにこだわっているとか、ルノーはコスト削減に前向きだとか、いろいろ言われています。

しかし、そのアジアのメーカーにしたって、エンジンだけではなくシャシーもやりたいという事でフル参戦に踏み切ったのですから、エンジンの比重を少しばかり落すのが何ゆえそんなにクリティカルなのか、多少理解に苦しむところです。

これは遠い昔から変わらない厳然たる事実ですが、エンジンのチャンピオンシップは存在しません。あるのは、ドライバーチャンピオンシップとコンストラクターチャンピオンシップの2つのみです。エンジンはコンストラクターがサプライヤーから調達するイチ”部品”にすぎないのです。

タイヤだってワンメイクだけど誰も文句は言いません。GPT(タイヤ)Aなんて組織も存在しません。極論ですがエンジンだってワンメイクでいいんじゃないの?と思います。タイヤ同様に入札性にしてもよし、メーカー出資でFormula1エンジンカンパニーでも設立して、一括供給するもよし、コスワースならそれもよし。

繰り返しますが、コンストラクターズはシャシー(イコールチーム)にかかっているのです。メーカーがどうしてもお金を使いたいのであれば、シャシー部門にリソースを集中すればいいだけの事でしょう。

かって、ホンダが圧倒的に強かった頃(あったんだよ、そういう時期が。いやマジで。)、他を圧倒するダントツのパワーを出し、その結果ウイングを思いっきりたててもストレートで負けず、立てたウイングで稼いだダウンフォースでコーナーを誰よりも速く回るという手法で黄金期を築いたものです。

この書き方から分かるように、そこそこまともなシャシーならば絶対に勝てる方法論です。パワーに頼った某チームは、ホンダがいなくなってから数年、低迷が続きました。シャシーの開発能力が落ちていたのではないかな、と想像します。

今、やろうとしているのは、「その逆にしようよ」という提案だと理解しています。だったらワンメイクでもいいんじゃ?という発言はそこから出ています。エンジンがワンメイクでも面白いレースが可能である事は、IRL、GP2が証明しています。

しかし、理解出来ないのは、エンジンにかかるコストを削減したいのなら、何故「レブリミッター」と「リストリクター」の2つの定番規制を導入しないのか?そこはFIAに対して疑問です。この2点を導入すれば、いくらお金をつぎ込んでも大きな差は出ないようになるはずです。

あとは、燃料総量規制もやればいい。ピットイン給油は継続しても、総量規制は可能なはず。使える燃料の総量を決めてしまえば、出せるパワーは必然的に一定のところに落ち着きます。(物理限界を超える事は出来ませんから)。

そうなれば、皆が燃費を向上し、いかに効率よく燃料を燃やすか、について努力をするでしょう。地球環境を無視できなくなっている近代ですから、頂点たるF1から、範を示しても良いのではないか、と思う次第です。

|

« ちょっと計算 | トップページ | SA06 »

「レース」カテゴリの記事

「F1」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/83895/10999730

この記事へのトラックバック一覧です: エンジンでもめてますね :

« ちょっと計算 | トップページ | SA06 »