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2006/05/04

やはりイデ君降ろされたか

サンマリノ前に丸1日テストの機会を与え、サンマリノの結果によっては交代させる、と言われていたイデ君ですが、そのテストがマシントラブルでろくに走れなかった為、交代させるかどうかの判断も保留となっていた形になっていました。

が、先ほど発表されたように、イデ君は今週末のヨーロッパGPでレースシートから降ろされ第3ドライバーになる事となりました。(海外のサイトでキャッチしたので、流石に日本のサイトはまだどこも報道していないだろうと思ったら、AS-Webにしっかり載ってました。GWの夜までお仕事ご苦労さまです。まあ、レースは一般世間の休日に開催されるので、そういう勤務状態が当たり前の業界でしょうけど)

交代の理由は、FIAからチームに「もうちょっと練習してからレース出たほうがいいんじゃない?」という勧告があり、SAF1チームはそれに従う事を決めた、というように発表されています。練習不足な状況に置かれた事は事実であり、そこに同情の余地はありますが、やはり直接の引き金となったのは、イモラでアルバースを飛ばしちゃった事でしょう。

単に遅いだけならFIAはそんな勧告はしなかったでしょうが、残念ながらこれまでにもスピンを繰り返しレースウイークのスムーズな進行を妨げていた部分があるのも否定出来ないし、先のクラッシュは、過去記事にも書きましたが全くの無駄で無益な行動の結果でした。

同じクラッシュをやらかしていても、実際のラップタイムでMF1とがっぷり勝負するようなレベルであったならば、こんなに責められる事も無かったとも言えます。おかれた状況の中でやるべき事を正しく理解し、そしてそれを実行出来るものだけが生き残れる、という意味でも、そして本当に言葉の通り「もうちょっと練習してから」レースに出るほうが本人の為でもあると思われる、という意味でも今回の交代は妥当だと思います。

幸いサードドライバーとしてチームに残れるので、テスト(練習)をし、タイムを出して堂々とレースドライバーに復帰して欲しいと思います。まだ”オールジャパン”という名前の追い風は吹いているはずなので。

さて、もう一人の日本人ドライバーのサトウ君ですが、揺ぎ無いナンバーワン(経験+チームメイトより秒単位で速い)の地位を得て、昨年出ていた悪い部分が上手く抑えられていたかな、というように私はここまで見てきました。焦りを上手く取り除いてあげる事によって、今年ここまで悪くない仕事をしてきたと思います。

ですので、チームメイトに同レベルのタイムを出されたり、もしも負けたりするような事態になった場合、去年のサトウに戻ってしまうのではないか?と余計な心配をしています。この事はイデ君交代か?という話が最初に出た時から考えていました。速い奴がチームに来てもステディなサトウでいられるか?という点です。

ヨーロッパGPでのモンタニーのタイムはイデ君の評価へほぼ直結していますが、実はサトウの評価にも繋がっています。較べる相手がイデ君だけだったのでサトウのスピードがそこんとこどーなのよ、という部分は曖昧でした。こういう時になすべき仕事=完走させる事、が出来ていたので評価は上がっていましたが、去年のサトウへの評価は今年のイデ君と似たようなものであった事を思い出しておきましょう。

とまあ、いろんな意味でモンタニー君がどんなタイムを出してくるのか、は非常に興味深い注目点と言えるでしょう。

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