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2006/03/29

エンジン凍結5年間、詳細

2008規定のエンジン凍結案がPlanetF1に載っていました。3日前に取り上げた話題なのでフォローしておきます。凍結は5年間、コストダウンと信頼性向上の為の修正は認められるが、「結果として」パフォーマンスが向上してしまうのはNGという怪しいものになっております。

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マックスモズレーは、フェラーリ、ルノー、コスワースらとの会談で2008-2012年の5年間に渡るエンジン凍結案に合意を得た。限られた変更が毎年許される。発表された内容は以下の通り。

  1. エンジンは2008-2012年用としてホモロゲを取得する。
  2. 年初の変更は許され、ホモロゲは更新される。詳細は1月1日までにFIAからリリースされ、エンジンは2月までに供給される。
  3. ○年モデルというエンジンにおいて許される変更点は以下の通り。ポート、燃焼室形状、バルブサイズ、形、角度、ピストン冠面(重量変更は不可)、カムプロファイル、インマニ、インジェクターノズル、プラグ、以上に関わるヘッドの変更。
  4. エンジンにおける変更は、公正、公平なものとし、FIAがコストダウンもしくは信頼性向上目的であると認定したものに限られる。いかなる変更もパフォーマンスの向上があってはならない。変更点はFIAによって公表される。
  5. 2007年については、これら出席者は2008エンジン規定と協調し、可能な限り取り込んだ2007エンジン規定とすべく努力する。2007規定には、レブリミッター規定が織り込まれる。

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取り急ぎ紹介です。

3で許されている変更を施して、”パフォーマンスを向上させない”というのはかなり難しい作業になりそうです。また、そのパフォーマンスってのにどこまで含まれるのか、非常にグレーです。最高出力、トルクだけ?トルクカーブ全部?過渡特性の改善含めたマッピングは?ドライバビリティの向上は?

そして多分焦点になると思いますが、「燃費」も含むのか?出力の向上が認められないならば、同じパワーで燃費を上げる開発に血眼になるのは必然でしょう。出力その他が同じならば、燃費の良いエンジンが勝利に近づきます。搭載重量、ピット戦略の自由度、ピットでの給油時間、全てに影響してきます。

そのいい例が、開幕戦での勝敗を分けた、Mシューの予選110%ルールによる2.75kg(だったよな)の燃料搭載減です。あの1周分の燃料があれば、Mシューはアロンソの前でピットアウト出来たかもしれないのです。

そう考えてくると、パワーと回転上限の向上に必死になっているように見えるエンジン競争の現状ですが、燃費を良くする事はとっくに開発の重要な要素となっているのかもしれないですね。

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コメント

待ちに待ったレース参戦、期待してます。でもって、こちらもちょこっとブログを“いじり”はじめました。よかったらお立ち寄りあれ。テーマはドラテクです(笑)

投稿: なかじ | 2006/03/31 21:34

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