二人の佐藤?
PlanetF1に面白い記事があったので紹介します。私が佐藤琢磨なら何してもOK!という狂信的なタイプではないという事は、当ブログを読んで下さっている方なら周知の事ですが、この記事が実にシニカルで笑えます。(ただし、井出君は、日本のAUTOSPORTの取材では、「特に彼(佐藤)からF1の乗り方を学ぼうとは考えていない」と言っている事を先に書いておきます)
では、記事を紹介します。翻訳はいつもの人
--------
スーパーアグリの修理代請求書にとってバッドニュースがある。チームにとっては”破壊者”は一人で充分なのだが、それが二人になったらどうすれば良いのだろうか。Yuji Ideは、チームメイトであるSatoを目指す(Imitate)らしいのだ。
Ide、このバーレーンでF1デビューを飾るドライバーには、経験が圧倒的に不足しており、ガイド役が必要である。そして驚く事に、あるいは過ちをおかして、と言ってもいいだろう、彼はそのガイド役にSatoを選んだのだ。
そう、あのTakuma Satoだ。彼はF1に51レース出場し1回表彰台に立った。05シーズンではたった1ポイントしか上げられず、そのブリリアンス(輝き)よりも、はるかに多くそのアクシデントで知られている。
Ideは、ガゼッタスポルト紙のインタビューにこう答えた。心配である。
「私はタクマのレーススタイルが好きだ。だから彼のように走るべく(原文はImitate)トライするよ」。
Satoが二人も06 F1のグリッドに付くのか?
(訳注:それは勘弁して欲しい、と行間に書いてあります)
--------
本当にそういうインタビューがあったなら、確かに心配だよな。まあ、解釈の仕方次第なんですけど。ともあれ、ヨーロッパでのSatoの評価はこんなもん、という事は事実として受け入れる必要があるかな、と。
| 固定リンク
« 2月の乗用車販売概況 | トップページ | 茂木効果 »
「レース」カテゴリの記事
「F1」カテゴリの記事
- ピレリの担当者はイマイチ?(2012.03.12)
- ハマシマさん&コバヤシカムイ トークショー(2012.03.10)
- マルドナードPDVSA契約の中身(2012.02.14)
- 2012新ルール(2011.12.08)
- マリア・デ・ヴィロータ(2011.12.01)
コメント
自分もそれ読んで大笑いしました。
というか、その記事の佐藤に対する見方は、シニカルな皮肉という点を差し引いても
非常に的確だと自分は思います。
投稿: 某某某 | 2006/03/08 20:23