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2006/03/31

FJ筑波参戦!(4月16日)

オーストラリアではF1が走り始めてますが、どうせ金曜の結果だけ見てもそこにある順位とタイム以上の情報は無いので特に書くこともありません、のでスルーします。

さて、先日書きました通り、FJ1600レース参戦(JAF公式戦)への条件としていた”0秒台”をクリアしました。そしてその翌日にFJ1600筑波シリーズ開幕戦があり、手伝いがてら一通り様子を見ました。

長く続いた”1秒台が精一杯”ドライバー時代には、レースの現場に行っても別世界の出来事でしたが、こうして状況が変わり、その上で現場に行くと、もう出たい気持ちが力いっぱい溢れてくるのを抑えることは出来ず、また抑える理由も見つからない、という事で急遽筑波第2戦へのエントリーを決意しました。

当然、正規の締め切りは過ぎていましたが、第2戦の主催者であるSCCNと連絡を取り、追加エントリーを受け付けていただきました。ただし、まだ書類とエントリーフィーを送っただけという段階で、当然ながら受理書は頂いていません。

という事で正式に確定はしていませんが、いろんな事柄含め何事もなければ4月16日の筑波FJ1600第2戦に出場します。ゼッケンは23番の予定です。こちらも確定はしていませんが、開幕戦を見る限りでは空いていましたので問題ないと思います。

さて、エントリー用紙をFAXし、エントリーフィーを現金書留で送付するとこまで終わりましたが、レーシングスーツも新調しなくてはなりません。練習に使っているスーツは10年以上落ち、なので流石に本番では車検を通らないであろう事は前から分かっていました。やっと”その時”が来たという事でもあります。これは明日買いに行きます。

いつ出られるかは分からないまでも、その準備だけはしておこうという意味でシーズン前に手配してもらった6点式シートベルト(06年規定で義務化)も、装着しておいてよかったです。あわてずにすみました。

まだまだ他にもやる事があり、当然ながら課題も抱えていますが、まずは念願のデビューへ向けて動き始めました。出来ることは全部やって、頑張りたいと思います。

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2006/03/29

エンジン凍結5年間、詳細

2008規定のエンジン凍結案がPlanetF1に載っていました。3日前に取り上げた話題なのでフォローしておきます。凍結は5年間、コストダウンと信頼性向上の為の修正は認められるが、「結果として」パフォーマンスが向上してしまうのはNGという怪しいものになっております。

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マックスモズレーは、フェラーリ、ルノー、コスワースらとの会談で2008-2012年の5年間に渡るエンジン凍結案に合意を得た。限られた変更が毎年許される。発表された内容は以下の通り。

  1. エンジンは2008-2012年用としてホモロゲを取得する。
  2. 年初の変更は許され、ホモロゲは更新される。詳細は1月1日までにFIAからリリースされ、エンジンは2月までに供給される。
  3. ○年モデルというエンジンにおいて許される変更点は以下の通り。ポート、燃焼室形状、バルブサイズ、形、角度、ピストン冠面(重量変更は不可)、カムプロファイル、インマニ、インジェクターノズル、プラグ、以上に関わるヘッドの変更。
  4. エンジンにおける変更は、公正、公平なものとし、FIAがコストダウンもしくは信頼性向上目的であると認定したものに限られる。いかなる変更もパフォーマンスの向上があってはならない。変更点はFIAによって公表される。
  5. 2007年については、これら出席者は2008エンジン規定と協調し、可能な限り取り込んだ2007エンジン規定とすべく努力する。2007規定には、レブリミッター規定が織り込まれる。

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取り急ぎ紹介です。

3で許されている変更を施して、”パフォーマンスを向上させない”というのはかなり難しい作業になりそうです。また、そのパフォーマンスってのにどこまで含まれるのか、非常にグレーです。最高出力、トルクだけ?トルクカーブ全部?過渡特性の改善含めたマッピングは?ドライバビリティの向上は?

そして多分焦点になると思いますが、「燃費」も含むのか?出力の向上が認められないならば、同じパワーで燃費を上げる開発に血眼になるのは必然でしょう。出力その他が同じならば、燃費の良いエンジンが勝利に近づきます。搭載重量、ピット戦略の自由度、ピットでの給油時間、全てに影響してきます。

そのいい例が、開幕戦での勝敗を分けた、Mシューの予選110%ルールによる2.75kg(だったよな)の燃料搭載減です。あの1周分の燃料があれば、Mシューはアロンソの前でピットアウト出来たかもしれないのです。

そう考えてくると、パワーと回転上限の向上に必死になっているように見えるエンジン競争の現状ですが、燃費を良くする事はとっくに開発の重要な要素となっているのかもしれないですね。

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2006/03/27

JB、本国で称号を授かる

何日か前に、ジェンソン・バトン(以下JB)のコメントに対してあげあしを取りましたが、同様に感じているのは私だけではなく、イギリス本国で批判が高まっている様子です。Niftyでも、英ガーディアン紙に「13回も真ん中以外の表彰台に上った男」と皮肉られている事が書かれていますが、PlanetF1に寄せられたファンの声もかなり辛らつで笑えます。ちょっと量が多すぎてとても全部訳しきれませんので一部を紹介します。

英語が読める方はこちら↓にてお楽しみ下さい。

http://www.planet-f1.com/News/Story_Page/0,15909,3210_3263_1107894,00.html

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表題:JB is Mr.Excuses Man (Exciuse=言い訳)

「JBは言い訳の仕方本を執筆すべきだろう。勝利が期待されたレースで、彼には勝利への情熱が全く無かった。05 USGPのように走ってるのがたった一人という状況になるとかでもしなければ、どうせ抜かれるんだよ」 Bizz Markee

「なんで皆はあいつに言い訳をさせ続けてるんだ?マンセルやヒルは明らかにバトンより上だ。ヒルは、アロウズに乗ってですら、バトンよりもいい仕事をした。バトンには、マンセルの闘志(Fire)も、ヒルの輝き(Grid)も無い。

私には、トップが脱落する以外に彼が勝つところを想像出来ないね。ホンダはデビッドソンにチャンスを与えるべきだ」 Mike Johnson

「バトンの株を上げているのはイギリスのプレスだけだ。それ以外の人は、彼がレースに負け続け、言い訳を続けるのを見ている事しか出来ない。私はレースを沢山見てきた。私には、バトンがスコットスピードに”数周に渡って”ブロックされたところは見えなかったね。

ホンダは勝利の為に、文句たれボーイよりもバリチェロに注力すべきだ。乗っていたのがバトンじゃなければ、ホンダはバーレーンかマレーシアで勝っていただろう」。Brent McMaster

    

以下延々と投書の紹介が続きます。まあ、自国メディアやチームから嫌われるという点ではマンセルの方がかなり上でしたが、少なくとも今の時点では出した結果も同様ですね。

もし勝ち始めたら、ころっと手のひらを返すのでしょうけど、厳しい見方が高まっているようです。

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中国ツーリングカー、サニー勝利

nissan  Nismoリリースより。

2006年紅河杯中国サーキット選手権(通称CCC)の開幕戦が上海国際サーキットで開催され、2000ccクラスでは778チームのサニーが1-2フィニッシュを飾った。また、1600ccクラスには「ギア(基亜)チーム」がティーダをデビューさせて注目を集めた。

サニーのライバルは、フォードフォーカス、プジョー307、1600ccクラスではティーダがベストラップを記録するもピットインのあやでトップ陥落、5位、7位に終わったとの事。

1600ccクラスは1位シトロエン、2位、3位にVWポロ。

詳細はこちらにて。

http://www.nissan-motorsports.com/JP/NEWS/PRESS/060324.html

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2006/03/26

F1 08 注意点&よたバナシ

今月末のエントリー締め切り、08レギュレーション承認、等相変わらず騒がしいですが、各種ソースを見て気になった要注意点を2点ほどあげておきます。

  1. 先だって承認された2008レギュレーションから、コントロールECU案が静かに消えているらしい。(某メーカーの反対によりこっそり引っ込められた?)
  2. エンジン開発凍結案についてはまだ注意が必要。

開発凍結については、現在良いエンジンであるルノーやコスワースはそれによるアドバンテージを2012年まで得続けられるが、他のメーカーにとってはハンディとなる事、また、凍結期間中に新規参入メーカーがあった場合どう扱うのか、即ち新開発のそのエンジンはアドバンテージを持って登場するに決まっているし、そうでなくては出る意味は無いから、という事、などが懸案として挙げられています。

---こっからよたバナシ---

タイヤもワンメイクとか言っているのだし、いっそエンジンもワンメイクでもいいかもしれません。古き良き、プライベーターがコスワースで勝負出来た時代の再現が目的ならそれもいいでしょう。あるいは燃費制限復活も一案かもしれません。

ここ10年くらいは、大メーカーのエンジンサプライによって、エンジンがかなり重要な位置づけとなっていますが、今も昔もエンジンはイチ部品にすぎないという点は変わっていないのです。マニュファクチャラーチャンピオンシップはあくまでシャシーを製作するチームにかかっており、エンジンにチャンピオンシップはかかっていないのです。

大金をつぎ込んでそのカテゴリーをめちゃくちゃにして、ある日突然いなくなるのがメーカーという存在の側面でもある(という過去を否定出来ない)ので、F1が将来に渡って安定してその存在を維持してゆくためには、メーカーがいなくなったら終わりという状況は避けなくてはいけません。

とはいっても、F1の持つあのオーラ、存在感は、ドライバーやデザイナー、エンジニアを含めこの世界でトップの人々が集まっているだけでは無く、その背後にある途方も無い人数と資金の投入によるところがるというのも否定は出来ないので、難しいところです。

そのあたりを考える為に、卑近な例を挙げてみます。先ずは日本のS-GT。発足当初は、レギュレーションによる”性能調整”をめぐって、レースをプロレスにするのか?というような観点で議論が戦わされました。結果は興行として大成功、現在はメーカーもファンもそれを受け入れています。

しかし、タイヤ、エンジン、シャシーまでワンメイクにしてコスト削減&格差縮小を図ったF-Nipponは、性能調整には成功し、ポールから最後尾まで1秒という接近戦になり、随所でバトルも見られるようになりましたが、興行としては失敗でした。

ちなみにF-Nipponは、”性能調整”をしてのエンジンメーカー導入となりました。しかし、わざわざ2大メーカーを呼び込みながら、走らせて性能をイーブンにしてから各チームに供給、加えてエンジンチューン会社による独自のチューニングも禁止、本当にメンテのみというもので、メーカーのバッジを付ける事だけの目的であるかなり無意味な変更に見えます。

例をあげてみましたが、やはりスパっとこれがいいのだ!とは言えないですね。また機会があったら考えて見ます。ちと消化不良でごめんなさい。

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2006/03/25

ついにやった、0秒台

今日は天気も良く、良いテスト日和でした。レース前日なのに赤旗はゼロだし、いつもの駐車場は空車だったし、と順調でした。唯一、「今日はシフターカートが走っていたので、路面がイマイチだね」by監督、というのがマイナス点でした。カートは2ストなので、排気といっしょに微妙にオイルを撒いていくのです。

前回の練習はセミウエットだったので当然タイムは出ませんでしたが、手応えはありました。よって、2コマ走行後のユーズドタイヤで走る今日のテストには心中期するものがあったのです。たかが練習走行ですが、ピットレーンに並んで青シグナルを待っている時には心拍数が高まります。いつもの事ですが、今日はひときわ緊張しました。

さて、タイトルに書いてしまったのでさくっと結論に行きますが、FJなるレーシングカーに初めて触ってから苦節21ヶ月、クリアすべき課題と位置づけていた「0秒台」についに入れる事が出来ました。いつか出る、必ず出す、と信じてはいましたが、やはり実際に時計にその数値が記録されるってのは格別です。

今日のベストは0秒7でした。1秒00も含めれば3コマを通して合計8回そのタイムを出せたので、今までのような新品降ろした時に一発だけ(たまたま)、ではなくユーズドでコンスタントに出したもの、という事になります。これは価値があります。

何故「0秒」が課題だったかというと、レースに出て、まともに戦える最低基準がそこだと考えているからです。レースに出る以上は、戦えるレベルでなくては意味が無い、というのがウチの方針で、例えば集団に取り残され、戦う事なく淡々と走って16位完走、なんてのに資金は出ません。

もちろん、価値観は人それぞれですので、そのレベルじゃなくてもレースに出てる人もいます。まあそれはそれ、その人にとやかく言うつもりは毛頭ありません。

で、ユーズドでゼロ秒後半、ですが、残念ながらまだ勝利を争うレベルではありません。それを考えるのであればゼロ秒フロントが必要でしょう。でも、ちゃんとレースに「参加」して戦うことが可能なレベルです。

タイムが上がらない日々が続き、(マーチレースでは勝った事もありましたが)フォーミュラーに乗せたらこの程度かよ、とかひょっとして永遠にここか?とか何度も思いました。が、ようやくここまで来れました。寒い冬の日もくそ暑い夏の日も、文句をいいながらも手伝い続けてくれた妻にもちょっと恩返しが出来ました。

タイムが上がると体力の消耗が激しくなります。今回、0秒7を出した2コマ目の走行後に、ピットに戻りクルマを降りたら、右足がつりました。初めての経験です。監督にこれを話したら、

「やっとブレーキを使うようになったね~」

でした。「...」 そう、サーボのついていないレーシングマシンでは、そうやってブレーキを踏んづけるのです。この事に気づくのに1年かかりました。出来るようになるのに更に半年かかりました。まだ完成ではありませんが、形になってきた、という事です。

さて、課題をクリアしてしまいました。レースにエントリーすべきかもうちょっと練習すべきか、悩みどころです。

PS.0秒7を出した2コマ目、頭の中では「青空のナミダ」が鳴ってました。最近のお気に入りです。「乗って」たんですねえ。

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2006/03/24

さあ出番だぜ、かな?

GrandPrixに、IRLのオーナーであるトニージョージとチャンプカーのオーナーであるケビンカルコーベンが、長年の懸案である2つのシリーズの統合へ向けて話し合いを行っている事を認めたという記事がありました。

彼ら2人は、LAタイムズの取材に対して、「全てをリフレッシュして、双方にメリットがあるような統合の方法を検討している。しかし、短期的にはいかなる決定もする予定は無い」と語ったそうです。

カルコーベン氏は、コスワース・レーシングの所有者でもあります。チャンプカーのエンジンは現在そのコスワースが独占供給して、というか供給を引き受け(ベースはフォードバッジでCARTをやっていたエンジン)、チャンプカーの存続に一役買っています。

GrandPrixでは、IRLとの統合が成立し、エンジンサプライの心配が無くなるのであれば(それって全部ホンダになるって事か?)、コスワースを所有しておく必要が無くなり、従って売りに出されるのではないか?としています。

何日か前に書いた事ですが、何だか条件が整ってきました。ミスターレッドブル、クリスチャン・ホーナー氏の出番が来るかもしれません。メーカーのワークスエンジンを手に入れるのも有りですが、その資金力があれば、こっちも魅力的でしょ。

伝統あるその名前を消すのはしのびないですが、レッドブルレーシングに統合してしまえば、自らが実質ワークスとなれる上、レッドブル名でのエンジン供給すら視野に入ってきますから。

心配な話が一つあります。超大手ドリンクメーカーがレッドブルの買収を検討しているというのですが、買収の条件としてレースからの撤退が要求されているとの事です。現在のレッドブルの勝利に対する強い意志を見る限り、それは無いと思います。が、何が起こってもおかしくないのがこの世界、一応頭の片隅に置いておきましょう。

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2006/03/23

パソコン更新

5年ほどおつきあいしたPanasonicのLet’s Note君が、急にちょっと怪しい動きをし始めたので、ウイルス等の危険性と、完全に壊れる前に換えてしまわないとデータが、という訳で急いでパソコンを更新しました。新しい相棒はNEC LaVie君です。RAMが768MB実装というのが魅力でした。

専門誌で「ウイルス等に対する心得:ME=危険性が高いので早く買い換えましょう」、とまで書かれているのは知っていたのですが、特別不具合が発生していなかったので、中々買い換える踏ん切りがつかなかったのと、WINDOWS VISTAを待とうかな、というのがあったのでしたが、どうも事態は急を要すると判断した次第です。

実は、買い換える踏ん切りがつかないので、「困らない程度に適度に壊れてくれないかなあ」、と口にしていたのですが、それを聞いていたのだなあ、とも思います。

そのWINDOWS VISTA、発売延期のニュースが出たのはまさに購入した翌日でした。なんとまあタイミングの良いことか。で、改めてよ~く考えてみると、使っているソフトや周辺機器は全てXP対応であり、VISTAで動く保障はないのでした。これは、XPが手に入るうちに買っといて正解だったかもしれません。

データの移行、メールとインターネットの開通、ソフトのインストール、プリンタ/スキャナの接続など一通りの作業がようやく終了しました。実は、先日DVDカムWOOOを購入したのですが、その添付ソフトが、既にMEは非対応で、げげっと思っていたのですがそれも入れました。

今回、XPではユーザー切り替えが非常に容易ということが分かり、めでたく自分のメールソフトがOUTLOOKへと昇格しました。MEでは、私はEXPRESS、妻はOUTLOOKという住み分けでしのいでいました。

思えば、Mac+コムニフティで始まったメール&パソ通(当時インターネットは無かった)ライフ、その後Windowsパソコンへの移行と共にエムニフティへ、そしてニフティのパソ通廃止に伴ってエムニフティとお別れしOUTLOOK EXPRESSへ、そしてついにOUTLOOKへと昇格したわけで、ちょっと嬉しかったりします。

というわけで、乗り物とは関係ない一文でした。

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2006/03/22

エンジンサウンド解析

GrandPrixから興味深いネタを拾ってきました。いきなりポイントを書きます。

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  • 今日では、エンジニアは録音されたエンジン音から回転数を解析出来る。
  • その結果とタイミングモニターの結果をつき合わせて、各コーナーやストレートでの他チームのエンジン回転を調べる事が出来る。
  • 更に、シフト時のサウンド変化から、ギア比も計算する事が出来る。
  • それら結果とシミュレーションソフトの利用で、自分達のクルマがどこで遅く、どこで速かったのかを解析出来る。
  • マレーシアの予選では、メルセデスエンジンが19700rpmまで回していたが、コスワースは唯一20000rpmを超えていると言われている。

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さすがコスワース、V8に関しては一日の長があるようですね。レッドブルも、ワークスエンジンが欲しいなら、この際コスワースを買い取ってしまえばいいのに。あそこに資金を供給すればきっといいエンジンが出来るはず(ジャガー時代はダメでしたけどね)。どうせここ数年あっちゃこっちゃ転売されているのだし。

それにしても、FIAはコスト低減をうたうのであれば、V8導入と同時にレブリミットもレギュレーションに盛り込むべきでしたね。今のルールでは、エンジンメーカーは血眼になって高回転(高出力)化に大量のリソース(人・時間・金)をつぎ込むことになるでしょうから。

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バトンの言い訳

Responseから、発言を引用します。ちょいとあげあしを取ります。

先ずは引用

「アロンソが最終ピットストップで僕の前に出ることができたのは、スコット・スピードに抑えらえてしまったから。でも僕らはマシンから最大限の実力を引き出すことができた。表彰台にも昇れたし、ドライバーズチャンピオンシップでも3位にいることはそれほど悪くはないよね」

で、あげあし取り。

その1:君はフロントロースタートだろ。2位争いについて語るのではなく、何故勝てなかったかについてコメントすべき立場じゃないの?

その2:最大限引き出した結果がこれってのは、負けたのはマシンの差だと言ってるわけね。一度交わした正式な契約を反故にして、どーしてもHondaに乗りたいと言ったのは君だよ。

 

悪意を持って見てるかなあ?

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2006/03/21

早くもチーム内抗争

まだこの内容は日本のメディアに出てませんので載せておきます。チームに新加入したドライバーが速い場合、元からいるドライバーといさかいの元になるのは当然の動き。早速不協和音が聞こえてきました。

そのチームはウイリアムズ。新加入のルーキー、ロズベルグが速いので、ウエバーの地位が危うくなっている事と今回のハナシが無縁でない事は明白です。ウエバーは昨年もハイドフェルドとの間で「俺がこのチームのナンバーワンドライバーじゃないのか?」、「うちは速い方を優先するのさ」...モナコでしたか?ピットインの順番でひと騒ぎありました。

ハイドフェルドもいなくなり、チームメイトはルーキー。今年こそおいらがナンバーワンだとウエバーが考えていたとしてもそれは真っ当なものでしょう。しかし、開幕2戦を終了し、あきらかにロズベルグが強敵であり、結果も出している事によってウエバーの地位が危うくなっています。

先のマレーシア、スタート後の1コーナーにて、それは起こりました。3番手からスタートしたロズベルグがウエバーを牽制、やりあっている間にアロンソその他に先行を許しました。

ウエバー:「(幅寄せされ)もうちょっとでウオールにぶつかりクラッシュする事だったよ」

ロズベルグ:「ウエバーをブロックしようとしたよ。だけど彼がアクセルを戻す気が無い事に気付いたんだ。GP2だったら、ああいう状況ではアクセルを緩めるものなんだけどね」

ま、今のところはどっちもどっち、というところか。後は、今後のレースで予選でどちらが上か(そこが2列目でも10列目でも基本は同じ)、そしてどっちがポイントを稼ぐかによって自ずと決まってくる事でしょう。

この世界はリザルトが全てですから、人間的に嫌な野郎で、チーム内では公然と嫌われていても、例えばここ一発でタイムが必要な時、それが出来るドライバーならば生き残れるし、それがタイトル争いまで出来るようならチームも付いてくるのです。

私にとってウエバーは好きでも嫌いでもない、あまり関心が無いドライバーです。そしてニコには、彼のおかげでF1にデビュー出来た、恩人とも言えるバトンのHondaを、そのバトンがむげにも袖にしたウイリアムズ・コスワースでぶち抜いて恩返しをして欲しいという期待を寄せています。従ってニコを応援しています。

なんにせよF1ドライバーにとっては、チームメイトとの勝負がそのドライバー生命を掛けた戦いである事は改めて言うまでもありません。昨年に続いて苦しい立場に追い込まれつつあるウエバー、決して悪いドライバーではないのですが、なんか印象が地味なんですよね。

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2006/03/20

AUDI R10 静かに勝利

R10 F1マレーシア、日本ではS-GTの開幕という事で、マイナーなALMSのセブリング12時間の報道はあまり表に出てきませんでした。その気で探せばニュースはちゃんとあるのですが、まあ日本では関心を持つ人自体非常にマイナーであるので、当然の扱いではあります。

今年は、AUDIが大成功した名車R8の後継となる久しぶりの新車R10をルマンにデビューさせる年で、久しぶりのAUDIワークス復帰です。新型車をルマンに出す場合の恒例として、ALMSのセブリング12時間に、AUDIワークスが出てきました。

R10の最大の売りは、ディーゼルエンジンの採用にあります。もちろん、ニュル24時間のような何でもありイベントには市販車ベースのレース車が存在しましたが、世界レベルでは近代初。

R8の時はガソリン直噴であるFSIの技術をアピール、でR10では先進ディーゼル、TDIをアピールと、キチンとルマンにメーカーが参戦する事の意味/意義を見つけ、そこへ挑戦して来る事には感心します。

この辺り、ただ出て、レギュレーションを最大限活用し、勝つ事にしか意味を見つけられない日本メーカーとは一線を画していると感じます。AUDIには、モータースポーツを通してその技術をアピールし、実際にイメージ・販売の向上に繋げて来た実績があります。(例:クワトロ)

レギュレーションの隙間を上手く活用し(それ自体は正当なレース活動ですが)、実際に勝利を飾ったマツダ(重量規定がロータリーに有利でした)、隙間をついたけど勝てずTWRに金をむしり取られただけに終わったニッサン、真っ向勝負に行ってプジョーに負けたトヨタ。

日本メーカーのルマン参戦は、あまり成功してきたとは言えないと思います。今後についても、共感できる参戦の意義を提案出来ない限り、実際に出て行って仮に勝っても、得るものは少ないでしょう。

さて、このディーゼルAUDI、エンジン音が非常に静かだそうです。アメリカのサイトでの記事から、それに関連した部分を中心に抜き出しました。翻訳はいつもの人。

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最初に聞こえるのは空気を切り裂く風音だ。そしてギアのうなりが聞こえ、その後にブレーキのスキール音が聞こえて来る。あなたがAUDI R10の驚くほど深く抑制されたエンジンのうなりを耳にする頃には、R10はコーナーを脱出して行ってしまっているのだ。

この、セブリング12時間に君臨したレーシングカーに慣れるには少々時間を必要とする。一見、R8と良く似ているが、TDIのでっかいロゴがその違いを主張している。650馬力のV12ターボディーゼルは巨大なトルクを誇り、アクセル操作には細心の注意を払わなければならない。コーナーでひとたびトラクションを失ったら、R10は簡単にスピンするのだ。(ルマンってTCS禁止でしたっけ?)

ドライバー、そして観客にとって、AUDIが見せたスピードは、多くの驚くべき事柄のひとつにすぎない。もうひとつはその静かさだ。ドライバーのピッロは言う。

”ドライビングの助けにエンジン音を使う事は出来ない。エンジン音が静か過ぎるので、シフトインジケーターランプだけが頼りなんだ。”

R10は1台がリタイアしたが、もう1台が2位に4周差をつけて勝利した。

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昨年は、童夢が移行措置によるレギュレーションの間隙を見つけ、チャンスだとして直接参戦をしましたが、どうやら風洞実験と実走のキャリブレーションにミスがあったとかで、敗退しました。林社長は、ポールを逃した時点で早々に敗北宣言を出しました。

こういった隙間の活用は、プライベーターにこそ許されますが、大メーカーがそこを利用するのはあまりフェアな行動とは思えません。未完成に終わりましたがパノスによるガソリン+モーターハイブリッドの挑戦には夢を感じました。このような、リソース(金、人、技術)が無いと出来ない挑戦こそ、大メーカーがレースをするにあたって、やらなければいけない事ではないか?と当時も思ったものでした。

PS.じゃあディーゼルを使うってのもその隙間じゃないのか?君の言う隙間と意義ある挑戦の差を明確に説明したまえ、と言われるかもしれません。そこの線引きが微妙であり主観によって左右される事は認めます。しかし、そのスピリットを自らに問いただせば答えは自ずと明確になる、と信じています。

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2006/03/19

ふあ~、盛り上がりに欠けた

いや、フィジケラの完勝に文句はないし、ルノーの強さが際立ったレースでしたが、もうひとつ盛り上がりに欠けました。どのへんがもうひとつだったかと言うと、

  • ロズベルグのコスワースが早々にダウン、残念ながら私の期待したシーンはありえないものとなりました。
  • ライコネン1周もしなかったし。
  • 残ったモントーヤも存在感無く、完走4位。マクラーレン、あの予選順位は実力だったのか。
  • フィジケラ危なげなく完勝。バトルが無いとTVに映らない。
  • やっぱり全く勝てそうな可能性を見せなかったHonda バトン。別にそこまで予想通りにしてくれなくてもいいのに。明らかにルノーについて行けなかった。
  • 結局ワンストップギャンブルをやってくれたのはマッサのみ。5位まで上がったのは上出来でしょうが、ライコネンにはなれなかった。フェラーリの現状実力か。
  • まあ、Mシューに抜かれなかった事は評価したい。
  • フェラーリフロントウイングNGですね。空力物は動いてはいけないのだ。
  • BMWエンジンもダウン。2レース走りきったのはアロンソ、バトン、モントーヤ、トゥルーリくらいか。下位チームは全部チェックしないけど一応佐藤も。
  • ダークホースとなってくれる事を期待していたクリエンもいなくなった。一応修理して再出走したけど、結局リタイア。
  • バリチェロ心配だな。このままナンバー2扱いか?実績はバトンより上なんだけど。

てなわけで、正直眠いレースでした。GTでトップSC、2位NSXの接近戦にZが追いついて、さあこれから盛り上がるぞ、と思ったところでF1が始まってしまいGTを断念したのに。

今日はこんだけ。次はオーストラリア2週間後。あら?今度はFニッポンと被ってる。オーストラリアだから時差ないし、またバッティングか。生放送しなくていいから時間ずらしてくれ~。

 

ふと浮かんだので追記@21:30

14番グリッドからスタートした、しかもMシュー、2ストップ。21番グリッドからスタートしたマッサ、1ストップ。ゴールはマッサ5位、Mシュー6位。

これってさあ、1ストップの方が速いって事じゃないかしら。バーレーンでのライコネンも1ストップだったし、実はちょっと引っ掛かってるのです。CS解説陣も2ストップがセオリーとか解説してるんだけど、実は1ストップのほうが正しかったりして。

オーストラリアでは最初からワンストップやってくるチーム出ないかな。でピリオド3まで残れたら、ワンストップで行けるだけの燃料を積んで予選は4列目あたりを狙う。どうでしょう?

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2006/03/18

なんで?&いいぞお

エンジン交換ペナルティだらけで、グリッドはちょっと混乱しますが、それはそれとして予選順位だけを見ると、マクラーレンが6、7番手、その後ろにアロンソ、それからクリエンはピリオド2のタイムを出せれば3番手に入れるのにピリオド3では38秒までタイムを落として9番手、この4名、なんで?

アロンソ、クリエンはトラブルかもしれないけれど、マクラーレンが2台揃ってここってのは腑に落ちません。燃料積んできたの?

11番手を狙いに来たMシューは4番手が精一杯。11番手を狙いつつも燃料を積んできたか?フィジケラ、バトンはまあ順当、でロズベルグが3番手!いいぞお。

動き良さそうに見えたんだけどなあ、BMW。15位16位じゃあ、ちょっと寂しい。しかあし!良く見てみると、10位抜けRシュー34秒58、16位ニックが34秒78。0.2秒内に7台です。前の記事ではピリオド2組を決められないのでスルーしたのですが、やはりここは拮抗してます。こんなの予測出来なくて当たり前。

ちなみにピリオド1落ちは予定通りSAF1、MF1、STRとこちらは順当。ただ、ウイリアムズがここまで来ているので、今後の動きによっては分類を4-4-3から5-3-3に変更しなければいけないかもしれません。

さて決勝に向けていつものように整理してみます。

  • Mシュー4位は精一杯か燃料積んできたか?第1スティントをどこまで引っ張ってくるかで分かります。場合によっては1ストップ作戦もあるか。ここはBSタイヤ次第。
  • フィジケラはスタート決めて逃げを打てるか。ルノーはスタートが良いので大丈夫でしょう。あとは変なピットトラブルやなんかが起きないことを願うのみです。
  • 今回はフロントロー、バトン。ここ2年で出来上がった私のイメージを今回は変えることが出来るのか。表彰台を逃す気もしませんが、やはり勝ちそうな気もしません。
  • ともあれ、33秒に入れた(はいっちゃったよ結局)のはこの2台のみ。このまま逃げればマッチレース。
  • さあ、来たぞウイリアムズコスワース+ニコ。昨年からの期待を実現して見せてくれ!(期待:Honda バトンをぶち抜く事)でもちょっと上2台とタイム差あるな。
  • クリエンにも一応注目。
  • マッサも積んでくるでしょう。ライコネンの真似が出来るかしら。ってことは今回フェラーリ2台とも1ストップだったりして?

どうやら、軽タンクでのフルアタック=純粋な速さ勝負、が見られるのはピリオド2だって事が分かってきました。ピリオド1は、下6っつに入らなければそれで良いしそれ以上やる必要は無い。ピリオド3は燃料積んでるので、ピリオド2より重い。という事です。その証拠に、ピリオド3を走った9台は全車ピリオド2よりタイムを落としています。

てなところで後は明日。マレーシアだから、TV中継が昼間でGTの開幕戦と被るんだよなあ~。ヨーロッパラウンドなら問題無かったのに。CSは裏番組録画とか出来ないし、残念。

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やっぱ分からん

土曜フリーも終わりましたが、やっぱりニュータイヤ使ったの?エンジンは回したの?燃料は積んでたの?不確定要素多すぎ。しかも、どうやらエンジン交換&10番手降格組は、ピリオド3に進出しないほうが有利(燃料を自由に積める)とか言い出すと、予選でどう来るかこれまた不確定要素。

そりゃあ、ピリオド3に進出したら燃料量をいじれなくなるんだけどさあ。まあ、ニュータイヤを使わなければ自動的に落ちるだろうから、無理にゆっくり走る必要は無いし、ついでにエンジンもセーブするのでしょう。

とすると、クルサードとマッサ、そしてエンジン交換の噂が高いシューマッハがピリオド3進出を目指さない可能性が出てきます。

ポールは、34秒前半、ひょっとしたら33秒台に入れてくるかも?というところでしょう。ただ、今年の方式だと絶対値よりもそのピリオド内での順位なので意外と伸びない可能性もあります。

話を戻すと、確実にピリオド3まで残りそうなのは、トップ4組からは、ルノー2台、マクラーレンもホンダも1台が不調(なのかタイヤ温存しただけなのか、ここが分かんないんだよ)、で4台しかいない。そうすると、クリエン、ウイリアムズ2台、トヨタかBMW辺りが視野に入ってきます。まあ、開幕戦で分類した中堅4が順当に繰り上がったとも言えます。

というように上から分類していくと、ピリオド1落ち組に残るのはやはりSTR、MF1、SAF1かと。さっきのフリーではリウッツイがピリオド2まで行けそうな14位で、15~17がバリチェロ、モントーヤ、マッサでした。

STRが一台ピリオド2に残るかどうかは、10番手降格が決まっているマッサが燃料の自由度を優先するか、ひとつでも前の予選順位を取りにいくかで決まるでしょう。というわけで、今の時点ではやはり4-4-3分類は変わりませんでした。

しかしMF1遅いな~。ロシアの金持ちだかなんだか知らないが、やる気あんのかな。今走ってるクルマってEJ15Bの色塗り替えただけなんでしょ、V8積んで。

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2006/03/17

予想が難しい

マレーシアGPの金曜フリー走行が終わりました。28台全部出てきて、サードカー達は全力のアタックをした模様。しかし、今年は開幕のバーレーンで明らかになった下記の2点により、フリー走行からの予測がより難しくなったように思います。

  1. ニュータイヤとユーズドのタイム差が大きい。よって、下位に沈んでいてもニュータイヤを使ったかどうかが分からないと好不調の判別が難しい。
  2. V8になり、高回転を使う事がダイレクトにエンジンのライフに影響するようになったので、フリー走行で何回転まで使ったかが分からないと、同様に難しい。

今日のウイリアムズのように、サードカーが2番手タイム、レギュラーほぼ同タイムで揃って下位、だとこれは分かりやすい。ウイリアムズ・コスワース中々速いぞ、いいですねえ。しかし、ルノー、フェラーリ、マクラーレンがどの程度本気のアタックをしたのかが本当に読めませんので、金曜フリーの段階で予測をする事が非常に難しいです。

ともあれ明日のフリーが終わったら、開幕で分けた4-4-3分類がどう変わるか見てみたいと思います。

一応走ってますが、Ide君。F1で生き残るにはチームメイトとの勝負を先ずクリアしなければならないなんて事は言われなくても分かっている事でしょうけど、このままでは、来年のシートが危ないかも。それとも、チームが一杯一杯でクルマに差があるのかしら?

こちらも結論を出すには早過ぎるので、もうしばらく様子を見ますが。

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2006/03/16

そういえば、そうだった

昨シーズンからF1は2レース1エンジン制となり、それ以外でのエンジン交換が発生した場合には次のレースで予選順位が10番手下がることになったのは周知の事で、フリー走行などでエンジンの不調が起きて、ポールなのに11番手からスタートするライコネンってのをいくつも見てきたわけですが、例外規定があったのですね。

その例外とは、

「決勝レース中のエンジンブローはペナルティなしにエンジン交換が許される」

です。不覚にも忘れていました。今回、レッドブルのクルサードは、チェッカー後のクールダウンラップ中にフェラーリエンジンがブローし、マレーシアに向けて新エンジンを搭載しなくてはならなくなったので、当然予選結果から10番手下がるわけです。しかし、この例外規定があるので、もう半周ほど早くブローしてくれてれば、ノーペナルティで新エンジンが使えたのです。

DC曰く、

「チェッカーのちょっと前でブローしてさえくれてれば、ペナルティなんてなかったんだ。だけど俺はフィニッシュラインを通ってしまったんだ。完走10位、ペナルティ、そしてノーポイントだよ」。

ご愁傷様でした。としか言いようがありません。

で、昨年の開幕戦でノーポイントならリタイアすればエンジン交換が出来るってんでなんもトラブルも無いのに最終ラップでピットに入れてリタイアさせた、ださい作戦を実行したチームがいた事を思い出してしまいました。

思えばあれも、あのチームと、そしてそのチームを買収した会社を嫌いになるきっかけの1つでした。どこかで書きましたが、株券と現金が交換され名前が変わっただけで、チーム自体はそのまんまです。

私は思うのですが、あれは確かにレギュレーションを何一つ違反してはいませんでしたが、その前に「おいおい、それはやっちゃあいかんだろう」という不文律だったのだと。その証拠に、誰もが同じ作戦を取れるのに、他にそれを実行したチームは皆無でした。

それを許したらどうなるか、8位争いをしていないマシンは全部最終周にピットに戻りチェッカーを受けないのです。いかにレギュレーションがそれを禁止していなくとも、そんなことは出来ないというギリギリのモラルがあったのだと。

金のハナシばかりのように見えていて、みんな、ちゃんとやっていい事とそうでない事の分別があったんだと思うのですよ。スポーツマンシップとでも言えばいいのかもしれません。ちなみにそのチームは「みんなやると思ったのに、なんでやらないの?」とコメントしてました。

更に思うのですが、これがFIAを激怒させたのではないか、と。この件はレギュレーションに違反していないから、何も出来ないが、

だったら、絶対に何かレギュレーション違反になるものを見つけ出して違反で挙げてやる。今にみてろよ。

と考えても不思議ではありません。私ならそう考えるでしょう。なお、その数戦後にそのチームは見事に燃料タンクの違反で捕まり、最終的には2戦の出場停止処分となりました。狙われてたんだと思います。燃料タンクのことは前から知っていて、そのチームが入賞して再車検に来るのをてぐすねひいて待っていたのではないでしょうか。

ちなみに私はこうも思いました。最終周にピットインなんてわざとらしい事をするくらいなら、”エンジンブローに見せかけるスイッチ”を付けておいて(簡単です)、ポイント圏外だったら最終ラップのどっかで本当に煙吐いてコースサイドにストップすればよかったのに、と。どーせやるんならそこまでやれよな。

さ、明日からマレーシアGPだ。

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2006/03/15

07 FUJI Confirmed

正式な発表はされていませんが、GrandPrixの記事によると、2007年のF1日本GPは富士で決定という事が確認されたとのことです。

記事によると、

バーニーエクレストン氏が、日本のYOMIURI新聞の取材に対して(契約成立は)事実だと認めた。2007年、F1日本GPを開催するのは、トヨタが巨額をつぎ込んだFUJIである。

鈴鹿サーキットのShimizu社長は現在も交渉中であると語っているが、F1を開催したい他の国と激しく戦う必要がある。が、現在F1には日本チームが3つもあるので、実現する可能性もある。その場合、”パシフィックGP”もしくは”アジアンGP”を名乗ることになるであろう。

鈴鹿は1987年からF1日本GPを開催し続けているが、実はF1日本GPを最初に行ったのは、富士であり、1976年と1977年の2回開催されているのだ。

とされています。日本語で読めるサイトとしてはF1Racingが同様の記事を載せています。ここは海外のサイトが日本語も提供しているので日本語がちょっと怪しいです。つまり、日本の大手サイトは正式発表までは静観、というか書けない、というところなのでしょうか。

パシフィックにしてもアジアンにしても、現在は中国もマレーシアもあり、岡山でパシフィックをやった頃とは状況が違いますからネーミング的にちょっと厳しいですねえ。ま、良くも悪くもF1は金次第で何とかなるので、6年勝てないBARを数百億出して買い取るホンダならきっと大丈夫でしょう。(我ながら嫌味な書き方だ)

それにしても、F1日本GPは、富士が先達なのだ、というのはすっかり忘れてました。というか、リアルタイムでの記憶はありません。子どもの頃タイレル(ティレルじゃなくてね)の6輪車とか、スポーツカーノーズのブラバムのおもちゃで遊んだ記憶ならあるのですが。

ま、どっちでやるにせよウチはTV観戦に変わりはありません。TVといえば、FUJI SPEEDWAYでの開催になっても”フジ”TVは冠スポンサーを続けるのでしょうか。語呂は悪くないですね。

ついでに小話を2点ほど

  1. バーレーンの観客動員はかなり悪かったようで、となりにあるバーレーン大学の学生には3日間無料のチケットが配られた事も含め、有料での観客数は05年よりも低下した。マレーシア同様、モータースポーツ文化の無い国での開催は難しいようだ、との事。
  2. Vodafone(英)では、大規模な幹部役員の離散が起こっており、現会長も7月には元HSBCのサー・ジョンボンド氏に交代するとの事。ボンド氏はHSBC時代にF1にスポンサーをしておりF1の価値を知っているが、それがイコールボーダフォンでもスポンサーを続けるとはならない。(ええ?契約書交わしたんじゃないの?)VodafoneにはCVCキャピタルによる買収の噂もあり、予断を許さない状況である、との事。

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フェラーリ599GTB

米Car&Driver誌が、新型フェラーリ599GTBを紹介する記事の写真に付けた大見出しがこれ。うぷっと小笑いさせて頂きました。添付写真はフェラーリ広報発のものでしょう。雑誌に載っていた写真と全く同一のものです。(スキャンしたのではありません。為念)

No, This is Not the New Toyota Supra

599                                                                                                                                                                                                 

いわれてみれば、何となくそう見えてくるような気も...

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2006/03/14

ルノーF1社長交代

いつものようにGrandPrixからネタを拾ってきました。ルノーF1チームの社長であるパトリック・フォーレ氏が予定よりも早く定年退職し、後任にはルノー本社の副社長であるアラン・ダッサー氏が就任するとの事。しかし、奇妙な点が多く、元記事ではそれを取り上げています。

  • ダッサー氏はルノーでのファイナンシャルオペレーション担当副社長である。
  • 定年退職者との交代というが、ダッサー氏はフォーレ氏と同じ年齢だ。
  • 彼はチェースマンハッタン出身の、金融の世界での本物のプロである。
  • ルノーへ入社後も一貫して金融関係の職を歴任してきた。

という事です。でかい会社の人事は謎ですな。あるいは、これは何かのサインなのか?もしそうだとしたら、ひとつしか思い当たるフシが無いのですが...

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OZ JET早くも経営危機

NNAビジネスニュースの報道によると、オーストラリアのOZ JET航空が定期便のサービスの中止に追い込まれたとの事です。開業3ヶ月で1000万豪ドル(約8億7000万円)の損失を計上し、今後はチャーター便のみのサービスで生き残りを図るとの事。

オーナーのポールスタッダート氏は、「充分な顧客を集める事が出来なかった」と失敗を認めているそうです。ある便では乗客3名だった事もあるとか。

はい。なんでこれをF1ジャンルの記事としたか、もうお分かりですね。あのスタッダート氏です。ミナルディを5年もの長きに渡って維持出来た彼が興した新事業、上手くいってないようです。とりあえず速報。

大手サイトに載るような情報は掲載しないのが当ブログの編集方針ですが、後追いで出てくるかもしれません。その際は、速報という事でご容赦下さいませ。

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2006/03/13

ホンダスピリッツ

米Automotive Newsに興味深い記事がありましたので紹介します。ホンダは、日本市場での低迷はともかく、連結決算は好調を維持しており、”外人をCEOに据えての一大リストラを断行せざるを得なくなったソニー”、とはまだ一線を画してはいますが、ここで書いてある事には概ね頷かざるを得ないかな、と思いました。

では記事です。ライターはアメリカ人で、アメリカから見た視点でのものとなっております。翻訳はいつものヒト。

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”ホンダは、その革新的なスピリットを取り戻せるか?”

1995年から2000年の間、ホンダは最も熱く、最も革新的な日本メーカーだった。オデッセイ、CR-Vなどの存在がホンダを際立たせていた。トヨタはホンダをコピーし追いかけたが、ニッサン、ミツビシ、マツダは置いてゆかれ、ちりに埋もれた。その頃のホンダの名声は、在りし日のソニー栄光時代のそれと似通っていた。ソニーはウオークマンに毎年革新的な改良を施したわけではないが、人々がソニーは革新的でプレミアムだと認識し続けるのに充分な間隔で革新的な商品を出していた。

しかし、そのソニーと同様に、ホンダはこの5年間、トレンドセッティングとなる商品を出していない。アコードのハイブリッド、インサイト、SUVのパイロットなどを出したがそれらはフォロワーにすぎなかった。消費者はそれらをソニーによるiPodへの回答と同様に受け止めたのだ。

言っておくが、ホンダはビジネスで失敗しているわけではない。1月には、シビックとリッジラインが賞を取った。しかし、消費者のリッジラインに対する反応は、ホンダブランドがどのくらい落ちぶれたかを示している。リッジラインは、革新的なトラックである。しかし、ホンダが付けた価格はあまりにも高く、消費者は受け入れなかった。

日本の、週刊ダイアモンド誌は読者にその会社の先端技術は何か、と質問した。トヨタに対するそれはプリウスであり、ニッサンはGT-Rであった。対してホンダは、F1とアシモであった。残念ながらどちらも商品では無く消費者とは無縁だ。

何が悪かったのだろうか。ひとつ、ホンダはリスクを承知で進める情熱を失ったと言える。90年代の初期、ホンダは他メーカーがランチを取っている時にハンティングをしていた。当時の社長、カワモト氏は、ホンダの国内販売が90年に68万台から94年には55万台にまで落ち込むのを目の当たりにし、97年に80万台を売ると宣言した。アナリストは鼻で笑ったものだった。

しかし、カワモト氏は商品企画、デザイン、エンジニアにエキサイティングな新商品を造れと命じ、実際に成功した。カワモト氏はその過程で独裁者と呼ばれた。彼は全ての決断を彼一人で行った。他のトップは彼ほどのリスクテイクはやっていない。

98年にカワモト氏が社長を辞した時、後継者は困った状況に追い込まれた。ホンダは決断する方法を再び学ばなくてはならず、失った勢いを取り戻さなければならなかった。加えて、ホンダはそのラインナップを拡大し、会社は大きく変貌していた。ホンダのラインナップが、アコードとシビックとプレリュードとその派生車種しかなかったころ、CR-Vを際立った存在とするのは容易だった。しかし、いまやホンダの開発資源は薄く引き延ばされてしまった。ホンダパイロット、エレメントもあればアキュラMDXもあり、今度の欧州シビックとUSシビックは別プラットフォームだ。日本では、ホンダはミニバンに傾倒していった。いまやラインナップはエリシオン、オデッセイ、ステップワゴン、ストリーム、エディクス、モビリオと多岐にわたる。

革新者達がミニバンの次は何かを探し回っている最中、ホンダは安パイ戦略をとり続けている。例えば、2000年シビックはファミリーカーを前面に押し出した。その結果、トレンドセッターであるカリフォルニアでのチューニングマーケットを失った。ホンダは、巨大メーカーと前面戦争をするには小さすぎるのだ。ホンダは、トヨタのようなローコスト会社ではないし、ポルシェのようなニッチで高利益を出すメーカーでも無い。

ホンダはそのブランドを維持するために際立っている必要がある。ホンダにはエキサイティングな革新をやってきた歴史とがあり、その伝統を取り戻す事こそが必要なのだ。

リッジラインはカスタマーにヒットしなかったが、フクイ社長は、ホンダがその枠を破ろうとしている事だけは示した。そして最近のホンダR&D内の大掛かりな組織変更によって、自動車の開発チームがホンダの他の研究に足を引っ張られることは無くなるであろう。しかし、依然としてホンダはその古き姿を取り戻すためにもう一歩階段を上らなくてはならない。

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確かに、カワモト氏が今も社長だったら、6年も勝てないままF1をずるずるとやってはいないだろうなあ、と思います。

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2006/03/12

いや面白かった

終わりました、開幕戦、F1の。面白かったですね。やはりトップ争いが接近戦だと盛り上がります。かいつまんで感想など。

  • ともかくルノー&アロンソ流石でした。これでルノーは来年に向けて安くて速いドライバーを探す必要がある事が明確となりました。コバライネンがその任に就くのか?
  • 予選で評価を上げたマッサはレースでは自滅してちょっと評価は保留。種類は違えども同様にトラブルを背負って結果を出したキミとニコによってそれが強調されたと思います。あるいは、そもそもブレーキかなんかにトラブルでも抱えていた?
  • 最下位からワンストップで上がってきたライコネンが3位まで到達。まともにスタート出来てれば勝っていた可能性大。
  • それにしても、1ストップでも余裕で持っちゃうMタイヤ、ハードを選択したとか、マシン&ドライビングがタイヤに優しいとか、あるのでしょうけど、やっぱコンサバ。というか、マクラーレンがソフトにすればもっと速くなるってか?
  • 序盤に接触&ノーズ交換でかなりの後退を強いられたニコ、終わってみればファステスト、7位でデビューレースでポイントゲット。今日はニコの評価がぐわっと上がったレースでした。彼にデビューのチャンスを与えたという意味ではバトンに感謝しなければなりません。
  • そしてやっぱり下がったBARもといHonda。上手くすると、昨年のバトン移籍騒動の時に私が期待した、ウイリアムズ・コスワース+ニコにぶち抜かれるHonda バトンが見られるかもしれません。是非やって欲しい。痛快でしょ。
  • シーズンが進むにつれて、資金力、体力の差が出て、バトンの思惑通りになる可能性が高いだけに、序盤戦のうちに是非。
  • アグリ、佐藤の完走には素直に拍手を送ります。何回ピットに入ろうと、望外の結果でしょう。
  • どうしたって最下位確実、というおかれたポジションが佐藤からプレッシャーや焦りを取り払ったのでしょうか、ともかくチェッカーまでクルマを運ぶという大事な仕事をやり遂げた事は評価に値します。
  • 佐藤が良かった04年、それはリチャーズが上手くドライバーのメンタル管理をしていたおかげだった、そして彼がいなくなって(結果としてみる限り)佐藤は特攻ドライバーになってしまった、という説がありました。意外と真実なのかも。
  • とりあえず、私の中での佐藤の評価がちょっと上がりました。
  • トヨタ、いた?いたなあ。これといったトラブル無しでSTRに負けるってかなりやばくない?
  • 去年まで、エンジンは問題無いって威張ってたBMW、まごうこと無きエンジンブローを派手にやってくれました。

とりあえず今日はこんなとこ。フリー走行で分けた、トップ4、中堅4、どんべ3の分類は概ね合ってました。が、トップ4が2台とも確実に来るわけではないという事、中堅4の中でウイリアムズが来てるかな(これはもう少し様子を見る必要がありますが)、トヨタ大丈夫?ってな辺りが今後の注目点かと。

 

そうそう、今日はオンボードが面白かったです。今更何言ってんの?的感想ですが、バトルでやりあってる時は、F1ドライバーでもクリップ外すのね~。

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2006/03/11

フロントロー独占かよ

ある程度来るとは予想していましたが、まさかフロントロー独占とは。フェラーリが来てしまった。そしてアロンソ移籍発表にともなう様々な噂の中で、完璧に存在を無視された格好であったマッサがここまで速いというのにも驚きました。なんたってMシューとたった0.04秒差しかないのですから。

これは、いままで彼を無視してきた外野に対してマッサの存在を再認識させるのに十分な結果でありますし、また今年のフェラーリが、クルマとして速いものに仕上がっている事をも示しています。Mシューだけが乗りこなしてタイムを出す、という状況では無かったですから。

さて、予想したピリオド1脱落については、ライコネンのマシントラブルによって多少様子が変わりました。また壊れんのかよマクラーレン、しかも今回はエンジンじゃないし。赤旗後の再開時に佐藤に引っかかったトヨタ Rシューがまさかの脱落。と想定外の2台が落ちました。

この2台の脱落によって、STRがピリオド2に残りました。が、ピリオド2の16台の中、15位と16位だったので、まあ予想通りのところに落ち着いてはいたと思います。

で、ライコネンの脱落によって、枠が3へと増えたピリオド3進出を果したのは、ウイリアムズ ウエーバー、レッドブル クリエン、BMW ニックの3台でした。つまり私が挙げた中堅の中、トヨタだけがピリオド3に残れなかったということです。いち早く06モデルを仕上げテストを開始し、海外のメディアからもF1でも”KAIZEN”か?と称されていましたが、出足は躓きましたね。

きっちりタイムをそろえたフェラーリと比較すると、バリチェロがバトンに丸々1秒負けてるってのも気になります。両方新品タイヤつけたはずなので、燃料戦略を分けたのか実力か。

ルノーも、フィジケラはアロンソに1.8秒も負け、ウイリアムズやレッドブルに先行を許しましたが、ピリオド2のタイムならアロンソの真後ろ。フィジケラとハイドフェルドはピリオド3のタイムはピリオド2より大幅ダウンしてますが、新品タイヤが品切れだったのでしょうか。

応援してるんだぞ~GCF、このままじゃ来年いなくなる奴がナンバーワン待遇だぞ~、と。まあ来年いなくなろうと残ろうと、予選でチームメイトに勝てないドライバーの将来は明るくありません。今宮・川井両氏が、燃料戦略によっては決勝は違う景色になりかも?という主旨の解説をしていましたが、はてさて。

おさらいも含め、決勝での注目点を整理します。

  • フェラーリがそのまんま先行逃げ切りを果すのか?
  • マッサが前に出た時に勝たせてもらえるのか?(無理だろうな)
  • 昨年のBARは、フロントローにいても全然勝てそうな雰囲気が無かったのですが、今年は違うか?(今年はオールホンダとか言ってますが、株券と現金が交換されただけで、チーム自体はほぼBARのままですから)
  • モントーヤとアロンソの2台が上がってくるのか?
  • 同様に、フィジケラとハイドフェルドも可能性はありそうだ。ピリオド3でタイムを落とした理由が燃料とかそういう戦略だったらば、という話ですが。
  • 公約通り、グリッドに2台を並べたスーパーアグリ。ご苦労さまでした。107%の適用が無いのなら公約達成です。(適用されたら井出君予選落ち。だけどライコネンも出れそうだし、フジ721解説陣も何も言ってなかったので、無いのでしょう)

それでは明日、決勝を楽しみにしましょうか。

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いやあ、接近してるなあ

始まりましたね、06のF1が。オフテストの結果を素直に反映して、ホンダとルノーが速かったけど、フェラーリも来てるし、マクラーレンも新品タイヤなら来る、と。

加えてオフテストの時からの傾向でしたが、中堅組のレベルアップが結構あって、上位チームとかなり近そうです。セッション序盤のJVのオンボード見たときは、このクルマ曲がらんと思ってしまいましたが、終盤で砂埃が取れてくると別のクルマのような動きのよさでした。BMWザウバーとウイリアムズが、結構動きが良かったと思います。

予選ピリオド1で落ちるのは、アグリとMF1と、多分STRでしょう。きれいに6台。STRはひょっとしたらピリオド2まで残れるかもしれませんが、ちょっとデータ不足で分からないです。

でもって、ピリオド2で落ちるところを予想するのが非常に難しいです。正直予想がつきません。ただし、ホンダ、ルノー、フェラーリ、マクラーレンが残るとすると、ピリオド3に残れるのはあと2台のみ。この2枠を争ってトヨタ、BMW、ウイリアムズ、レッドブルが争うという構図かと。

新方式の予選開始は後1時間ちょっと。楽しみです。

 

追記:ところで、107%ルールって生きてましたよね?井出君このままだとちょっとやばそうかも。その点では佐藤は貫禄を示したと言えるでしょう。

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茂木効果

昨日(10日)は、会社をお休みして1ヶ月ぶりの筑波テストでした。一日走ってくると翌日は疲労でぐったりしているのが常なのですが、今回は自分で決めた事とはいえ、日曜日に茂木走行+月~金5日間仕事+土日連続茂木走行+月~木4日間仕事、でこの金曜日走行と13日間に渡る(体力的に)ハードなスケジュールの締め括りとなるテストでした。

この筑波で全力のタイムアタックをして、今季FJシリーズへの参戦可否を判断するという思惑もあったのですが、天気があいにくのパラパラ雨。いっそきっちり雨が降ってくれればレインタイヤを装着してのレインテストに切り替えるのですが、路面が微妙にウエットで、この状態ならスリックだな、という嫌らしいコンディションでした。

監督は「いい路面だね~」。確かに、こういう路面コンディションは例によって弱点があぶりだされ良い練習になります。ただし、コースアウトした時は、砂遊びで済まず泥遊びになるので、掃除が大変です。

スリックを使うにあたって、このコンディションで新品タイヤを使うのはもったいないので、全開茂木で使った、もういい加減替えれば、という古スリックで行こうというつもりで準備しました。

そこへ、「フラットスポット出来てるけど大丈夫?」と監督より。確かに茂木でも多少振動は出ていました。ジャッキアップして改めてタイヤを回してみると、フラットスポットどころかブリスターが出て表面が剥離してました。「これはいけてないね」という事で止む無しで新品タイヤ投入となりました。

この日は、土日に茂木シリーズの開幕戦を控えているというせいか台数が少なく、普段のレベルから比較してもコースアウトして動けなくなる車両が少なかったので赤旗も出ず、目一杯走れました。

さて、濡れた路面にスリックタイヤですから、走り始めはそりゃあもう滑る事滑る事。当然スピンは数回しましたが、コース上に留まれました。とにかく無理をせずタイヤを温めていくと意外とグリップする場所もあり、茂木で散々練習し右手人差し指の中指の付け根にマメまでこさえたシフト操作もまあまあ決まり、悪くないかな、と1コマ目の走行を終了しました。

ピットに戻って「どうでした?」自分のタイムは5秒1でしたが、「今日トップは3秒6出てたよ」と軽~く打ち砕いてくれました。4秒台は入れられる感触でしたが、1.5秒落ちとは。そしてそれに加えて、そこそこ決まるようになったと思ったシフトにダメ出しがされました。

台数が少ないので、音が良く聞こえるのでシフトの決まり具合もばっちりピットから分かってしまうのです。「ずっと聞いてたけど、14回数えたうちまあまあ決まったのは1回だけ」。自分ではそこそこ決まったと思っていただけに「えええ~!」。

意識してクラッチで誤魔化しているならともかく、そのつもりが無いのにそれをやってしまっているのはかなりヤバいです。合わせ方がNGな上、クラッチを踏んでいる時間も長すぎ。もっと短時間で鋭く決めなくてはならないとの事。(こんな事は伏字にするまでもないので書いちゃいました)

それを意識して走った2コマ目、当然「3秒台までいれてやる」で走り始めたのですが、走行中に雨が弱まり路面コンディションがどんどん向上、3秒はすぐ出て、2秒台へ。2秒0を2回記録して2コマ目は終了。やはりスピンはしましたがコースアウトゼロで済みました。

「あいつ何秒だった?」、「1秒1」。よし1秒以内だ。目一杯でのタイムではなく、課題は見えている状態なのでまあまあ悪くは無いといったところです。「シフトどうでした?」。「まあまあ、1コマ目よりは良くなったよ」。こちらもよしよし。

そしてこの日最大の収穫。「5速入れたの?」、「入れましたよ」、「あれ4速かな?(と思うようなスピードを維持)でも確かにシフトダウンしたよな?と思ったんだけど」、「はい。あれはバッチリ決まりました」、「だよね。茂木効果かな?」、「ですね」。

バックストレートでは、5速に入れたい回転まで回るのですが、これまでは5→4ダウンがあまりにも下手な為、5に入れた後は最終の進入はへろへろだったのでした。これが決められたのは非常に大きいです。ハードスケジュールをおして茂木へ通った成果がここで出ました。

最後に、(レース出るわけでも無いのに)、06レギュレーション変更にあわせてマシンをアップデートしましたので載せておきます。06年から、シートベルトの基準が変更され、ベルトの幅は3インチ(75mm)以上、そして今までの4点式から6点式が義務付けられました。

股下からのベルト装着は初体験で、面白かったです。そしておんぼろだった肩パッドも新品となり気分良し、でした。6点ベルトはこんな感じで、シートに穴をあけ、股下からも2本ベルトが出てきます。それを肩ベルトでひっかけ締め上げるという事になります。

DSCN1858DSCN1859

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2006/03/08

二人の佐藤?

PlanetF1に面白い記事があったので紹介します。私が佐藤琢磨なら何してもOK!という狂信的なタイプではないという事は、当ブログを読んで下さっている方なら周知の事ですが、この記事が実にシニカルで笑えます。(ただし、井出君は、日本のAUTOSPORTの取材では、「特に彼(佐藤)からF1の乗り方を学ぼうとは考えていない」と言っている事を先に書いておきます)

では、記事を紹介します。翻訳はいつもの人

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スーパーアグリの修理代請求書にとってバッドニュースがある。チームにとっては”破壊者”は一人で充分なのだが、それが二人になったらどうすれば良いのだろうか。Yuji Ideは、チームメイトであるSatoを目指す(Imitate)らしいのだ。

Ide、このバーレーンでF1デビューを飾るドライバーには、経験が圧倒的に不足しており、ガイド役が必要である。そして驚く事に、あるいは過ちをおかして、と言ってもいいだろう、彼はそのガイド役にSatoを選んだのだ。

そう、あのTakuma Satoだ。彼はF1に51レース出場し1回表彰台に立った。05シーズンではたった1ポイントしか上げられず、そのブリリアンス(輝き)よりも、はるかに多くそのアクシデントで知られている。

Ideは、ガゼッタスポルト紙のインタビューにこう答えた。心配である。

「私はタクマのレーススタイルが好きだ。だから彼のように走るべく(原文はImitate)トライするよ」。

Satoが二人も06 F1のグリッドに付くのか?

(訳注:それは勘弁して欲しい、と行間に書いてあります)

--------

本当にそういうインタビューがあったなら、確かに心配だよな。まあ、解釈の仕方次第なんですけど。ともあれ、ヨーロッパでのSatoの評価はこんなもん、という事は事実として受け入れる必要があるかな、と。

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2006/03/07

2月の乗用車販売概況

2月の国内自動車販売ランキングが発表されました。ランキング自体はこちらをご覧下さい。例によって興味を惹かれた事のみ書き出します。

http://www.jada.or.jp/

  • ステップWGN(11位) vs セレナ(4位)は先月に引き続きセレナの勝ち(2400台差)。これはベストカー誌に書かれているようにセレナの値引きが拡大しているのか、それとも本当にセレナが売れているのか。
  • 本当にセレナが商品力で売れているのであれば、いささか皮肉な結果と言えます。旧型ステップWGNの延長と揶揄されてきたセレナと、新しいコンセプトを導入したステップWGNで、当初は新しい提案の無い日産と常に革新を続けるステップWGNという構図で対比されていましたから。
  • 商品力なのか値引きなのかは、あと数ヶ月すればより明確になるでしょう。モデルはまだ数年売り続けられるので、最終的には実力が明確になります。
  • Top10は、トヨタ7、日産2、ホンダ1。相変わらずトヨタ強し。
  • エスティマが5桁の登録を果たし、2位に登場。上位に踏みとどまっているウイッシュはともかく、低落傾向のアイシスは今後しんどくなるかも。
  • エアウエーブはTop30圏外へ。ウイングロードが今月も勝利。
  • 17位までT、N、Hで独占。Top30内でTNH以外はデミオ18位、スイフト21位、レガシイ22位、の3車のみ。ミツビシはゼロ。

とまあこんなところで。

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2006/03/06

茂木合宿

一昨日、昨日と合宿で茂木を走って来ました。今週末に開幕戦を控えているので、さぞ混雑するであろうと覚悟して行きましたが、それとおぼしきFJはあまりいないようでちょっと拍子抜けでした。(さぞや抜かれまくるんだろうな、FJにと覚悟していました)

2日間を通して気候も良く、良い週末でした。週末をまるまるサーキットで過ごすというのは、かなり気持ち良いです。走りをさておくと、唯一の問題はこれまでも危ない兆候を見せていたPanasonic のデジタルビデオカメラ(愛情サイズとかってヤツ)が本格的に壊れてくれた事でした。修理してもなあ?という気分ですので、買い替えを余儀なくされそうです。予定外だが止む無しか。

で、走りのほうはどうだったか、というと、ようやく茂木にも慣れてきて、前々回の悲惨なほどに遅い、から普通に遅い、くらいまではなんとか向上しました。やはり、筑波では出ない最高速度とそこからのフルブレーキ、それに伴う、やはり筑波では使っていない5→4ダウンの操作にかなり引っかかりました。ここに引っかかるようでは、まともな戦えるタイムは絶対に出ません。

これが出来ないと、その後の全てが出来ないのです。数をこなしながらようやく5→4→3の操作がリズム良く決められるようになってきて、その分ブレーキを詰められた、ってのが今回の向上分のかなりを占めています。もちろん、ほかにも書けない細かい改善は沢山ありますが。

なんでそんな事に、という理由なんですが、FJのミッションにはちょいと癖があって、5→4ダウンにコツがあるのです。これをクリアしないとシフトが途中で引っかかり4に入れられないのです。停車状態で何度も練習するのですが、やはり最高速からのフルブレーキ真っ最中になるとそう簡単にはいかないんですね。

思えば筑波でも、4→3がキチンと出来るまでにはかなり時間がかかりました。まだ完璧とは言えません。もちろんこれはフォーミュラーに乗り、かつそれを速く走らせる、というレベルのハナシです。

これに端を発し、実に大雑把な運転をしているという事が明らかになったのが収穫です。走りこんだ筑波ではそれなりに出来てしまっているので、意外と表面化しないのです。ほんとにねえ、くっきりと出てしまうのですよ。

さて、茂木でお勉強した事を踏まえて、丸々1ヶ月以上ぶりの筑波テストを金曜日に予定しています。なんとか茂木効果を出したいですね。

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2006/03/03

燃費復活

シルビア君のバッテリーがお亡くなりになったのは先月21日の事でした。4年目にして2回目の新品バッテリー投入となったわけですが、状況証拠的に見て変化点はバッテリーのみという状況で、あるものが劇的に変化しました。

このブログを書き始めた頃から、90%通勤使用で燃費は13km/L台を出していたわけですが、この1月、2月と燃費が12km/L台、更に11km/L台へと不可解な落ち込みを見せていました。

当然、空気圧はチェックしましたし、運転していて特に異常は感じないし、なんでだろ~?と不思議に思っていたのですが、バッテリー新品投入後約600kmを走り、今日給油をしたところ、13km/L台へと復活していたのです。

燃料系の動きから復活を確信はしていました。しかし、なんでバッテリーが死にかけていると燃費が悪化するのか?が不思議でなりません。可能性として考えられるのは以下2つくらいなんですが、どうも確信が持てないでいます。繰り返しますが、変化点はバッテリーのみです。

  1. バッテリーの劣化により、オルタネーターに定常的にかかる負荷が増大していた。
  2. バッテリーの劣化により、点火系のパワーが落ち、燃焼が悪化していた。

なんにせよ、結果を突きつけられているので、理屈をくっつけるしかありません。こういうのを体験すると、今まで特に興味が無かったアーシングとかにもちょっと目が向きますね。

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2006/03/02

What is going on?

My blog get hit count about in between 120 to 180 around everyday. It is very few to over 200 or less than 100. Today, the count already over 500 now. Maybe a month ago, same thing happened. That time, hit count surging to over 400 2days in a row and settled down after that.

I am very wondering. There isn't any comment or TB. I don't have any idea to explain this. What is going on?

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2006/03/01

雨ってこわい

今更ですが、雨の茂木を走っての感想追加です。雨が降ると、滑りやすくてコントロールが難しいとかそういう事も当たり前なんですが、筑波では経験したことが無い感覚を覚えました。

それは、前方視界が奪われるという事です。コーナーを立ち上がってストレートに出て行くとき、当然行く先を見て確認するわけですが、雨やらなんやらでそこが見えない。これから5速全開で突っ込むその場所が見えていないというのが、先ずはかなり恐い。

直前まで行けば見えるので、おう100m看板だ。そろそろブレーキでも踏むか、ってなもんですが、そこに行くまで標識も見えない、つまり普通なら予測をした上で準備をして走っているのですが、その予測が出来ないってのが、かなりの心理的負担なんですね。

更に、前を走っている他のFJを追いかけている時、多少は開けていた視界も、前車の巻き上げる水煙に奪われます。ラインをずらして水煙を避けたりもしますが、いざコーナーへの進入では真後ろのラインへ行かざるを得ないのです。

その時の心境は、「いくぞ~。頼むから(そこらでとっ散らかっていずに)無事コーナー抜けててくれよ~」です。そう祈りながら、視界ゼロのまま最高速からその渦中へフルブレーキで飛び込むのです。

おかげ様で覚悟は据わりました。が、雨煙幕があれほどに抜く時に邪魔だという事を実感しました。また、相手への信頼が無いと絶対に成立しないスポーツだなという事も実感させて頂きました。

信頼といえば、後ろから来たので素直に譲ったら、そのコーナーで目の前でスピンしてくれたF4がいらっしゃいました。この時は、雰囲気が「このクルマ、ヤバそー」と、頭の中に「注意」フラグが立ってましたので無事に避ける事が出来ましたが、無視界の中で起こったら避けられないのです。

(とかなんとか言ってますが、自分がミスった時は後ろのクルマに避けて頂いているので、お互い様なのです。ご迷惑をおかけしてます。>上級者の皆様)

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