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2005/06/23

131項とは

先のエントリでスポーティングレギュレーション131項違反、と書きましたがその条文を掲載しておきます。

”スターティンググリッドは、レース4時間前に公表される。理由の如何に関わらず、スタート出来ない全ての競技者は、レーススチュワードに対して可能な限り最優先でそれを報告せねばならず、そしてレーススタートの45分前がそのリミットである”

残念ながら、今回のフォーメーションラップのみでピットに入った場合、この条文に照らして、スタート出来ない競技者として認定されてしまい、かつここで言われているスチュワードへの報告はしていないので、このレギュレーションに違反したと見なされる事は避けられないように思われます。

私は、ダミーグリッドに全車が並び、フォーメーションを終えた段階で皆がピットに入ったので、各チームは当然この規則を知っており、本スタートには参加せずとも、フォーメーションに参加すればこの規則はクリア出来るという事なのかな、と思っていました。しかし、FIAがこれを持ち出して来たという事は、フォーメーションだけではダメで、本スタートには参加しなければいけなかったようです。

レース前のエントリにも書きましたが、スタートだけして、コース脇にクルマを止めてリタイアすれば、このような規定があってもそれをクリア出来ます。従って何故そうしなかったのか、が不思議です。レギュレーションのグレー領域を攻め、開幕戦では、「トラブルでは無いのにリタイヤして新エンジンへ交換、というスポーツマンシップに後ろ足で砂をかけるような作戦」をやったBAR(つまりレギュレーションを隅々まで検討済みであるハズ)ですら、131項が適用される危険性を見逃したのは、やはり脇が甘かったという見方をせざるを得ません。どうしても抗議の意思を示したいという意向が各チームにあったのでしょうか。

私自身は、ミシュラン勢はミシュランチームのみが13コーナーでスピードをダウンし、レースをするという案を受け入れるべきであったと考えています。タイヤにチョンボがあったのだから、それに起因する競争力のダウンはそのタイヤを選んだチームが甘んじて受け入れるべき処置であり、問題が無いブリジストンにまで同じスピード規制を適用せよ、と要求するのは大いに筋違いだと思います。シケイン追加も同様にブリジストンに対してアンフェアです。

つまり、13コーナーでスローダウンをするだけでタイヤが持つならば、それでレースをすれば良かったのです。ワンツーこそフェラーリに持っていかれるにせよ、F1.5勢のジョーダンやミナルディにはそれでも勝てたでしょう。タイヤの準備に失敗したのはチーム&ミシュランの落ち度であり、その結果フェラーリに負ける事を受け入れ、3位~8位のポイントをミシュランチーム得る事に最善をつくせば良かったと思えてなりません。なんでそうしなかったのかなあ?

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