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2005/05/14

ブリジストンいじめ?

BARの1件では、FIAによる日本いじめか、みたいな論調がありました(コレ自体には賛成してませんが)、もう1つの日本いじめ?が現在も進行中です。もう1つの日本、それはブリジストンです。

今年のレギュレーションで、予選2から決勝まで1セットのタイヤで走りきる事になりました。名目はコスト削減です。恐らく、レースに持ち込むタイヤの物量は確かに減ったのであろうと思います。

問題は開発にあります。1タイヤで走りきる距離が大幅に増えた為、タイヤテストも、その距離を走らなければタイヤの評価が出来ないのです。つまり、1スペックのタイヤを評価するのに、去年の2~3倍の距離を走らないと、それが完了しない事となったわけです。

こうなると、俄然不利になるのが、ユーザーチームの少ない(実質フェラーリ1チーム)ブリジストンです。数チームのトップチームユーザーを有するミシュランに対して、テスト出来る絶対量が圧倒的に不足してきます。事実、フェラーリのルカ社長が、「今年のレギュレーションはフェラーリいじめだ」と断言したと報道されています。

昨年のフェラーリの圧倒的な速さにおいて、ブリジストンがその一翼を担っていた事は明白で、その一人勝ちを何とかしようとFIAが考えたとしても無理はありません。

じゃあどうすれば良いか、と考えていくと、この件はブリジストンがある意味自分で招いた結果ではないかな、という事が浮かび上がってきます。つまり、チーム数が少ないのだから増やせばいいんですが、そうなってしまった理由はブリジストン側にあるのです。

なぜ今のようなフェラーリ1チーム体制になってしまったかというと、ブリジストンがフェラーリ最優先のタイヤ開発を行った結果、有力チームが次々とミシュランに鞍替えしていったからなのです。つまり自業自得。

以上の状況が、今年のフェラーリが「テストし放題」であったり、「タイヤテストは別カウントだ」という発言をしたり、という事を生んでいるのです。

さあモナコでのフェラーリはどうか?私はアンチMシューなので今の状況は一向に構わないのですが、ミシュランは複数のトップチームにキチンとタイヤ供給が出来ているのに何故ブリジストンにはそれが出来ないのかな?というのが疑問です。

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