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2005/03/29

電動サイドブレーキの時代

米Autoweekに、サイド(又はパーキング)ブレーキ(最近は足踏み式も多いですが)を電動化する時代がいよいよ到来しそうだ、という記事が載りました。個人的には、オートマ、パワステ、パワーウインドウと自動化されてゆく中で、何故サイドブレーキだけは旧態依然とした機械式であるのか、ずうっと不思議に感じていましたので、当然の流れと思います。

駐車のたびにサイドを引っ張ったり、足ペダルを踏み付けたりって実は面倒ですよね。これがスイッチポンなら楽で良いでしょう。オートマをPポジションに入れたら自動的にかかるよう連動させると更に便利です。当然ながら、再発進時に自動解除する機能も付けられるので、坂道発進含め実にお手軽です。そして貴重な車内スペースも大いにもうかります。

これが今まで採用されなかったのは、やはり安全上の問題がクリアにならなかった(許認可する官庁の頭が固かった?)せいであろう(とコスト)と思われますが、今やマーチクラスでもアクセルは電子式(ワイヤーで繋がっておらず電動でスロットルを動かす)が当たり前、パワステも電動アシストへと変化し、アクティブステアすら実用化されている時代です。

フライバイワイヤーで飛行機が飛ぶ時代に、この原始的な装置がそのまま使われている事のほうが不思議ではありませんか。高級車から、順次これが採用されてゆくのであろう、と思います。アクセルに続き、ブレーキもフル電動(つまり、ブレーキペダルには圧力センサーが付き、機械的な接続無しに電動でブレーキをかける)にいずれはなると思いますが、電動サイドブレーキはそこに至るまでの過渡的なものとして採用されてゆくと思われます。

以下、記事からの抜粋。日本語訳by乗り物雑記オーナー
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さあ、メカニカルパーキングブレーキに、レバー、ラッチ、ケーブルそしてアジャスターにGoodbyeを言おう。

電動パーキングブレーキが基本的には1940年代から変わっていない旧来のメカシステムに置き換わり始めた。電動パーキングブレーキはハンドレバー又はフットペダルを取り除き、増えつづける電子制御アイテムのためのスペースを提供する。TRW AutomotiveのVP、ピッケンマン氏は「電動パーキングブレーキはコストも下がってきたし、追加の機能も付けられる。コストアップは台当たり$50~$60であろう」、と言う。

電動パーキングブレーキは、リンカーンLSに2003年に先進的に採用された。Dura Automotive System製の電動パーキングブレーキの採用によって、LSはアジャスタブル スライド アームレストと深い収納ポケットを採用出来た。パーキングブレーキレバーを取り除く事は、ドライバーのヒップルームの拡大にも役立った。

リンカーンLSに加えて、電動パーキングブレーキはアウディA6とA8、BMW7シリーズ、ジャガーSタイプとXJに採用されている。06パサートもまたこれを採用した。少なくとも6車種の06MYモデルがこれを備える事となる。

TRW Automotiveの電動パーキングブレーキは、最も進んだシステムを持つ。単にフットまたはハンドレバー、ケーブル、メカニカルアジャスター等を取り除くだけでは無い。電子制御のモーターはブレーキキャリパーに直接マウントされるのだ。他のシステム、例えばリンカーンLSのContinental 社製 Dura unitやSiemens VDO のものは、モーターでケーブルを引っ張るシステムとなっている。

Continental 社のケーブル式システムは5車種の05MYモデルに搭載され、06モデルにも使われる。ケーブル式の電動パーキングブレーキはモーターを直接キャリパーに装着するシステムへといずれは変わっていくであろうと思われる。Siemensはこのシステムを完成しているが、採用するメーカーが現れていない。BMW7シリーズはSiemensシステムだが、ケーブル式である。
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