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2005/03/30

VW ベドゥイン

Beduin米Autoweekの記事によると、VWはアメリカにてEuro高による損失を含め大赤字を出し、再生計画中だが、SUVに飽きた、又は高いガソリン代に閉口したカスタマーがEuropeanワゴンに移ってくると見込み、ジェッタ&パサートワゴンを今後投入する計画(2007年頃)であるとの事で、為替リスクを減らす為、ドイツからの輸出を減らし、メキシコの生産を増やす計画だそうです。

以前ベンツの赤字を記事にしましたが、VWもアメリカでは赤字なんですねえ。Euro高のせいだけなのか、他にも原因があるのかは分かりませんが。黒字転換を果たしたクライスラー部門はともかく、フォード、GMもかなり苦しんでいる模様ですし、儲けているのは日本車(と韓国車?)ばかりなのでしょうか。トヨタ、ニッサンは記録を更新し続け、好調が伝えられています。

話をVWに戻しましょう。「SUVに飽きたカスタマーのワゴンへの回帰を見込む」とはいっても、ここで紹介するベドゥインと呼ばれる新型SUVも、実現した暁には当然のようにアメリカにも投入されるのでしょう。英AUTOCARの記事によると(写真はAUTOCARによる予想CGイメージです)、VWはGOLFベースの小型SUVを開発中であるそうです。これはトゥアレグの弟分となり、上級グレードはBMW X3、噂されるベンツのMLシリーズの弟分と、中心グレードはトヨタRAV4、ホンダCR-Vと真っ向から競合するものになります。

記事によると、ヨーロッパでは従来からのGOLF、POLOといった車種の収益が低下傾向の中、小型SUVの需要は成長しており、先行するBMW、ランドローバー、トヨタ、ホンダ、(ニッサンもエクストレイルを売ってますね)にこのベドゥインで対向しようとの目論見で、2007年には「競争を維持する為のキープロダクト」として登場する予定との事です。

4wdシステムはGOLF 4MORTIONと同一で、エンジンは3.6LのV6を頂点にGOLF同様のFSI 2Lターボ、2.0L、1.6Lのガソリンと、加えて3種類のディーゼルが用意され、トランスミッションは6速マニュアルとオートマチック、加えてDSG(ツインクラッチ自動マニュアル)が計画されているとの事。

面白い事に、最近のVWに取り入れられた共通のグリルデザインが気に入らないとの理由で、VWのブランドを担当するボスによってこのベドゥインのデザイン提案が保留とされていて、このボスはデザインの変更を命じているらしいので、実際のデビュー時にはこのAUTOCARによる予想イメージCGとは全然違ったものになりそうです。

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