FJ1600 自己ベスト更新
昨日はAAフォーミュラフェスタ以来のテストでした。今回もクルマは一切いじらず、フォーミュラーフェスタ時のままです。もちろん、タイヤは走った分だけへたっています。FJもスリックタイヤなのですが、全てのレースタイヤに共通する、「新品の時が最高のグリップ、後はへたっていくだけ」という特性そのものです。
加えて、今日(日曜)にスズキカップが開催される為、いつもは殆どいない、フォーミュラー隼が大量に、またフォーミュラーKeiも少々混じり、コースは大混雑でした。あちこちで飛び出すクルマが続出し、2セッションを通じて3回の赤旗が出ただけに留まらず、黄旗は出まくり、遅いF-隼を抜いたり(直線は速いのでたちが悪いんです)、遅いF-Kei、遅いFJを抜かしたり、そしてもちろん抜かれたり(譲ったり)、とクリアラップが殆ど取れない状況でした。
そんな中、フォーミュラーフェスタで変えたいい流れを持続出来、スピンゼロで無事2セッションを走りきれたのは何はともあれいい事でした。前回のフォーミュラフェスタで見えた、「この領域まで踏み込まないといけない」というところに実際に踏み込む事が出来、また「この領域で更にこれをやらなくてはいけない」事が見えてきました。
詳細は企業秘密なので書けないのですが、アクセル、ブレーキ、ステアリングのうちどれかと言えばブレーキの使い方とハンドルの入れ方がポイントです。
1セッション目は2回の赤旗の中、ベストは2秒0でした。タイヤの状況からいくと1秒台が出れば上出来だと思っていたので、まずまずと思っていましたが、監督の目からするとまだまだ出来る基本的な事で出来ていない事があるようで、インターバルに熱心なアドバイスを受けました。実は監督も結構正直で、テストにはいつも何台か参加するのですが、アドバイスするに足る走りをしている時には来て話してくれますが、つまらない走りをしていると、何にも話してくれない時もあります。
その指示を実行した2セッション目、赤旗が1回でたあと、上手い事クリアラップが3、4周とれました。そこで1秒8、1秒3(自己ベスト)、1秒6、2秒ゼロ、とタイムを刻めました。1秒3は、以前新品タイヤをおろした時に出たベストタイムで、今回中古タイヤででそれを更新した事は実質大幅タイムアップです。ただし、1発だけ1秒3では無くそれを何周も連続して並べる事が出来ないといけません。
ひとつ嬉しいのは、現状でもまだ「次にやるべき事」が見えていて、このタイヤのままでもまだまだいけそうな気がする事です。もう一日くらいこのタイヤで走って試したいくらいです。しかし、テスト日程の制約も踏まえ、公式戦デビューを睨んだ計画では、来週のテストにて新品タイヤを投入する予定です。迷うところですが、これは予定通り実行し、今回得た智恵を投入してどこまでいけるかアタックしてみる事にしました。もう今からワクワクしています。
それにしても悪い流れ、良い流れってのは本当にあるんだな、そしてそれはコントロール出来る(する)ものなんだなというのが昨日の実感です。JAF戦参戦に一歩近づきました。いきますよ~。
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